衆院選宮城結果-勝沼氏惜敗、鎌田氏接戦も落選。岡本氏当選、国政への挑戦

   

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22日投開票が行われた衆議院議員選挙、宮城県では波乱の展開となった。

宮城二区では秋葉氏と鎌田氏が手に汗を握る接戦

一部地元議員との不和がささやかれ、苦戦必至とみられていた宮城二区、自民の秋葉氏は接戦のうえ前県議の鎌田さゆり氏を下した。わずか1万票余りの差の薄氷の勝利となった。対する鎌田氏は得票数11万票余りと秋葉氏に対し得票率0.6%まで肉薄するデッドヒートを繰り広げた。

鎌田氏は依然根強い有権者からの支持を見せつけた形だ。秋葉氏は辛くも当選したが、今後の国政活動でのさらなる活躍が国民にひときわ期待される結果となった。

宮城五区石巻では自民勝沼氏落選に無念

やはり安住は強かった。当初希望の党からの公認を得ず、苦戦も予想された無所属で出馬の安住淳氏(55)<当選8期>。衆院民進党は事実上の解党状態となり孤立無援の戦いの中、手堅い国民の信任を得、逆風の中も一政治家としての評価にさらに磨きをかけた。

対する自民前衆議院議員の勝沼栄明氏は5万票余りと得票数が伸びなかった。比例復活も果たせず無念の落選となった。宮城県内の小選挙区では唯一の与党現職候補落選だ。

前仙台市議岡本あき子氏悲願の当選

野党では仙台市長選で一時は党公認の声も出ていた前仙台市議の岡本あき子氏が悲願の国政への進出を決めた。

郡和子氏の仙台市長選への出馬により空いた椅子を手堅く継承した格好だ。民進党系としては市長の郡氏、五区の安住氏に続き岡本氏の国政進出により勢力の維持を果たした形となり、与党自民らに一目おかせ、にらみを利かせる一角の力強い維持となった。

小野寺防衛相、伊藤信太郎氏、土井亨氏、西村明宏氏手堅い勝利

他の選挙区では穏当な結果となった。とりわけ六区の小野寺防衛相は得票率80%余りの12万票と北朝鮮情勢の緊迫する中、防衛相としての手腕に圧倒的に評価を受けた格好となった。前県連会長の伊藤氏、また西村氏も二位にダブルスコアを付けた圧勝。与党自民としては手堅い勝利と言える。

土井氏も安定の得票で当選を果たしたが、岡本氏も土井氏に2万票近くまで追い上げるなど今回の衆院選ではとりわけ都市部で”新しい風”が見られた。

県選管によると今回の選挙では仙台市内の投票数は443,073票で、うち自民系候補への投票数は145,460票と数字の上では30%を満たない。野党系有力政党では112,662票の立憲民主が首位となり、自民の得票と肉薄する結果となり存在感を示した。

希望は郡部では知名度不足から伸び悩んだが、都市部仙台市内でも65,039票と国民の大きな信任を得られない結果となった。

民進が希望との分裂を起こさなければ、これら野党2党派の票数に共産を足せば20万超となり、自民としては票の分散により幸運な結果となったといえる。

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