【仙台市長選-情勢分析】各メディアは「与野党対決」に注目、その余波にせまる。

   

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任期満了に伴う仙台市長選(7月9日告示、23日投開票)で、 政党同士の連携が活発に進んでいる。

各紙は「与野党対決の公算大」(6/9毎日新聞)「与野党対決色濃く」(6/23河北新報)と『与野党対決』の構図を強調している。

各紙の報道を比較しながら、開票まで残すところ1か月となった仙台市長選挙を政党の連携で振り返りたい。

各党間連携の報道

自公は清月記社長・菅原氏支援で連携

自民党は今月6日に仙台市連が菅原裕典氏の支持を決定し、一部市議が支援に回るとみられた梅原氏が出馬を断念。

同市連は公明党市議団と合同で16日、菅原氏を支援する仙台市議の会の設立総会を開催。

公明党は本日23日まで公式での発表を行っていないが「近く支援を決定する見通し」(6/23河北)。

関係者によると「公明党は菅原さん支援で堅い」とみられ、自公は連携して菅原氏の支援に回ることはほぼ確定的だ。

野党は仙台市長選も「野党共闘」 労組も参加

衆議院議員の郡和子氏が今月9日に無所属での出馬を表明し、その4日後となる13日に共産党宮城県委員会が郡氏の支援を決定。

同党はこれまでも、今月4日の仙台市での街頭演説において、小池晃書記局長が、昨年夏の参院選で一定の成果を残した野党共闘を挙げ、

「市民と野党の共闘の力を発揮し、市民の願いに応える市長を誕生させよう」と呼びかけるなど(6/5しんぶん赤旗)、仙台市長選での野党共闘に前向きな姿勢をにじませていた。

18日には同じく社民党県連が郡氏への支援を全会一致で決定。労組では、22日には仙台市労連が推薦を決定し、連合宮城も27日の執行委員会で郡氏の推薦を正式決定する。

民進党では一部野党共闘に抵抗の動きも 一部メディアは「不和」強調しすぎ?

一方、市議会の民進党会派・市民フォーラム仙台は無所属市議の自主投票を14日の会派総会でみとめている。毎日新聞が15日、NHKが16日に報じた。

また、民進系会派に所属する副議長・我孫子雅浩氏が20日自公議員らで組織する菅原氏支援の市議の会の顧問に就任。

野党共闘に抵抗がある無所属の議員が菅原氏支援に回る可能性がある。

しかしながら、一部メディアで報じられている同党内の不和については、報道は事実とかけ離れているとの声も聞かれ、引き続き注意が必要だ。

メディア報道に見る林・大久保の2候補

それぞれ左から林氏・大久保氏(出典:林氏Facebook・大久保氏ブログ)

与野党対決の構図をメディアが報じるにつれ、林宙紀氏・大久保三代氏といった政党・組織の後ろ盾を受けない候補者に割く紙面はことのほか少なくなってきている。

とくに民進党を今月1日離党した林氏は、当初保守層の中でも菅原氏の支援に否定的な層や

野党共闘に反発する層の受け皿として注目を浴びたが、与野党対決の公算が高まるにつれ、紙面で言及される場面が少なくなってきている。

林氏は1日、仙台市役所で出馬会見した後、市中心部の街頭で「これまでの政治人生に一区切りをつけ、一歩を踏み出した。皆さんと一緒に前に進みたい」と訴え、

集まった支援者らと握手を交わした。離党届を提出していた民進党は6日に衆院宮城2区の公認を取り消した。林氏は「市民と同じ目線で戦いたい」として、

各政党への積極的な支援依頼はしない考えだ。(6/9河北)

無所属で立候補する元衆院議員の林宙紀氏(39)は17日も市中心部などで街頭活動を精力的に展開した。

市長選には元衆院議員の大久保三代氏(40)も無所属での立候補を表明している。(6/18河北)

開票まで1か月を切った仙台市長選挙だが、各メディアは2005年以来の政党間の動向を注視している。

林氏ら政党の後ろ盾を持たない候補者2名にとっては政党中心の報道が過熱すれば、苦しい展開になりそうだ。引き続き情勢に注目したい。

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