実はシンプル 流暢な英語より日本の大学の成長に大切なこと

      2018/04/30

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東北大学

今年も、アジア大学ランキングがイギリスの高等教育専門誌「Times Higher Education(THE)」によって発表された。ここ数年、日本は苦戦しており、ランキングが出るや否や、「世界基準に追い付かなければならない」とか「職員を数千人も解雇し、予算で電気代すら払えないでどうしろというのだ」と各方面から不満が聞こえてくる。

今回の記事では、このランキングでトップ30位(日本の大学内では4番目)に入った東北大学をとりあげ、国際社会において日本人が求められているものが何なのかを留学生たちへのインタビューを通じて考えてみる。

自信のなさがせっかくのチャンスを台無しに

先に予算や人材がないという意見に触れたものの、日本国政府の政策の影響下で、大学の「グローバル化」が全国の主要な大学で積極的に展開されるようになり、キャンパス内には外国人留学生や教員の数が急増した。

データで見れば、ここ5年で留学生の数は1432人から2028人(内1651人がアジアからの留学生)、と600人も増えた。

この急増を背景に増えたものがもう一つある。それは、キャンパス内において日本人学生や教員の口から出る「私の英語下手だから(My English is poor)」というフレーズである。

東北大学の留学生数人に聞くと、彼らが日本、しかも東北に来てまで勉強しようと考えた理由がある。それは自国や英語論文だけでは見られない、日本(東北)にしかない観点や研究成果を吸収し、自らの専門を極めたいという考えだ。

それにも関わらず、「英語が下手だから…」と毎度言われていると、留学生たちはそもそもコミュニケーション自体を拒絶されているように感じてしまうという。

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