中国人の春節の定番?!東北大学留学生が解説する「火鍋」文化

   

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こんにちは!東北大学学生記者のリンビンチンです!今年もよろしくお願いします。

中国では、そろそろ春節です。中国の留学生の間でも「忘年会」のような食事をするパーティがあります。

この時一番人気なのはやはり「火鍋(huo guo)」ですね。でもどうして「火鍋」は中国のパーティでの定番なのでしょうか?一体、日本でよく食べられる「鍋」料理とどこが違うのでしょうか?

また、「火鍋」は何種類あって、その裏にはどのような地方文化があるのでしょうか?

先日はちょうど東北大学経済学部の友達と一緒に「火鍋」を食べました。その時中国文化に詳しい博士課程在籍の先輩にインタビューしました。私自身も中国の「火鍋」文化を改めて知ることができました。ここで皆さんにシェアしていきたいです。

話を聞いた人:蔡 桂全(サイ ケイゼン)さん[東北大学大学院 博士課程]

蔡 桂全(サイ ケイゼン)

東北大学大学院経済学研究科所属(博士課程)。研究分野は家族経済学・教育経済学。家族における儒教文化や良心の呵責および利他性等といった要因による家計の貯蓄率の分析や、子供の資源の形成に与える影響の計量分析等を行っている。

留学生の「火鍋」文化

―留学生はどうして「火鍋」が好きですか?

一番人気な理由は、(作るのが)簡単だからと思います。今日のように皆一緒にスーパーで好きな物を買って、洗って直接鍋に入れば待つだけでいいから、便利ですよね。また、中国人が元々賑やかな雰囲気が好きだからじゃないでしょうか?ビールを飲んだり、話しかけたりすれば、前は知らない人でもすぐに仲良くなれます。新しい友達も作れるいいチャンスですよ!

―「火鍋」は誰と一緒に食べますか?

自分の友達や、友達も友達や知り合いを連れて来て大丈夫です。大体3人から10人までだと良いですね。

―一般的にはいつ食べますか?

お祝いの日が多いでしょう。今のような年末とか(編集部注:本インタビューは2017年12月に実施)、中国の春節とか、ときどき週末でもできます。もし皆の都合がいい日があればいつでも可能です。

―頻度はどれぐらいなのでしょうか?

火鍋のスープが中国からの珍しい材料ですから、頻度は少ないです。多くても1か月に1回ぐらいかな。

―留学生はどこで「火鍋」を食べますか?

前は日本の別の所で借りていた部屋は大きかったので、直接部屋で食べました。仙台では皆の部屋が小さいから、東北大学はアーバンキャステール川内という活動ができる場を提供しています。あそこは川内キャンパスにも近いし、便利ですね。他の所は例えば学生寮のような広い場所がいい選択です。

ある日の留学生の火鍋パーティの様子。鍋の他、様々な料理を持ち寄る。

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中国と日本の鍋の違い

(出典:左から中国の火鍋、日本の鍋。インタビューが行われた仙台では現在せり鍋が旬だ。)

―日本で火鍋を食べるには不便な所がありますか?

絶対にありますよ。人が多いので声が大きいし、鍋の匂いも大きいでしょう?それは多分日本の方に迷惑をかけてしまいます。でも仕方がないな、火鍋はそういう物です。

―中国の「火鍋」と日本の鍋、あるいはしゃぶしゃぶとはどんな違いがありますか?

主食が違います。中国人はご飯をなしでもいいですが、日本では、ご飯とラーメンの選択がありますね?また、肉と材料の好みが違います。中国の留学生はやはり安い肉と野菜を買います。日本の方が好きな高級肉は贅沢ですよね、それは諦めました。

―食べ方の違いがありますか?

日本の鍋は、一気に入れる場合が多いです。全部の材料を沸騰したお湯や醤油のスープの中に入れて、蓋をかけて食べるまで待ってます。一人が一つの鍋を使って、中国のような公用には慣れてない方には便利です。

中国の火鍋は少しずつ入れます。全部の食材を準備して、1回、2回、3回と分けて鍋に入れて、それを何回も繰り返します。中国では鍋は他の人と一緒に使い、分けません。これも火鍋の魅力かもしれない。

味なら、日本の方はさっぱりしたスープが好きですが、中国人は辛い鍋が大好きですね。ディップソースでも日本の方は塩、醤油、ゴマなどをつけます。中国の場合は辛いソースとか、ゴマ味噌、ピーナッツソースなどが多いです。

―日本の方と一緒に「火鍋」を食べた経験はありますか? 日本の方は「火鍋」が好きですか?

ありますよ。火鍋が好きな日本の友達は沢山いますよ。辛いのが得意な人も、珍しいですがいます。

次のページ:地方ごとに特色のある、中国の鍋文化とは?
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林冰清 (リン ビンチン)
1991年生まれ。中国杭州市出身。アメリカ・マイアミ大学卒業、現在東北大学経済学研究科在学中(修士1年生)。専門は経済史と対比研究。政治プレス新聞社・学生記者。

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