カラフルでカオス!インド・ネパールの「ホーリー祭」

   

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「ホーリー祭」はインド・ネパールで祝われている伝統的なお祭りです。「ホーリー祭」は春の訪れを祝い、誰彼とわず色粉を塗りあったり色水を掛け合ったりしてお祝いします。ここ数年、ネパールでお祝いされる「ホーリー祭」も注目を浴び、このお祭りを観に沢山の人が訪れています。「ホーリー祭」は例えば首都カトマンズで言えば外国人観光客が訪れるタメルや、美しい湖群を持つ街ポカラのフェワ湖、チトワンのソーハラなど、国のあらゆる場所で開催際されています。

「ホーリー祭」の起源

「ホーリー祭」は、神と悪魔の大いなる戦いに起源するとされています。「ホーリー祭」は、インド神話に登場する女神『ホリカ』に由来するとされています。ホリカは火に焼かれても無傷の女神でした。ホリカはヒラニヤカシプという神の弟で、ヒラニヤカシプは一族の天敵であるヴィシュヌ神を崇拝する息子を憎く思い、ホリカに命じて自分の息子を殺させようとしました。

しかしながら、ヴィシュヌ神への信仰の厚い甥は死なず、むしろ決して火に焼かれることはないとされていたホリカが亡くなってしまったと伝えられています。息子は魔を払うために、その年の収穫物を火に燃やし、ホリカの遺体に灰を振りかけ捧げました。そのため、この「ホーリー祭」は、春の季節の到来・収穫のお祝い・魔除けといった意味が込められています。

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現代の「ホーリー祭」

さて、現代の「ホーリー祭」はどうでしょうか。ネパールでは、本当に様々な人が訪れ、一年で一番友達ができる時期です。私たちは美味しいお酒を飲んで、友達との時間を分かち合います。この時期は外国人観光客も多く訪れるのですが、私が話した外国人観光客の人には「この時期が最もネパールらしさを感じられるの」と言う人もいました。その人は3年前に友人が「ホーリー祭」の時期に旅行に来た時の写真を見て、「ぜひここに来て体験してみたい」と考えるようになったということです。彼女は次はインドの「ホーリー祭」に参加したいと話していましたが、最もヒンドゥー教文化を色濃く体験できるお祭りのひとつなのではないかなと思います。

全国で開催される「ホーリー祭」

「ホーリー祭」は通常、2日間開催されます。この間でしたら、例えばバイクに乗って遠くのまちに行っても、他のまちの「ホーリー祭」に参加できます。ジャングルがうっそうと生い茂るゾウやラクダばかりの小さな村々でも、「ホーリー祭」は必ず開催されています。この時期になるとお店で売っている色粉を沢山買って、眩しいぐらいの白いTシャツを着れば、準備はバッチリです。世界中から来ている沢山の人々と、カラフルな色まみれになりましょう。

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Bhusal Anil (ブサル アニル)
政治プレス新聞社フォトグラファー・映像ディレクター。1989年生まれ。ネパール首都カトマンズ出身。趣味は動画・自主映画制作。好きな映画は黒澤明『七人の侍』。

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