スーパーの買い物には段ボールを!?「環境先進国」韓国の取組がすごかった

   

スポンサーリンク

韓国ではどこのスーパーマーケットでも「レジ袋おことわり」の表示が掲げられています。その理由を聞くと「レジ袋を出すのは年間6,000トンもの二酸化炭素を新たに排出しているのと同じ。それに、レジ袋の配布をやめただけで韓国全体で1,000万ドルも節約できるのですから、やらない理由はないでしょう」ということでした。

 あるスーパーマーケットによると、こういった取り組みが始まったのは2010年のこと。Eマート、ロッテマート、ホームプラス、ハナロマート、メガマートの5大チェーンが韓国環境省と、使い捨てのレジ袋は使わない、レジ袋の取扱いを行わないと取り決めを行いました。

 ロッテマートによると、顧客の50%が今はいわゆる「マイバッグ」やあるいは繰り返し使える段ボール箱を利用し、またもう50%は国・自治体指定のレジで有料のバッグを使って買い物をしているそうです。消費者の意識や行動も変わってきており、「環境にやさしい」方法を意識的に取り入れるようになってきています。この意識は、5大チェーンを使う人以外にも広がっています。

 

お金も節約、地球もエコに

こういったスーパーの取り組みで、1億5000万枚のレジ袋を作るのにかかる700万ドルを節約することが出来ます。また、これはお金の面だけではなく、年間6000トンもの二酸化炭素の排出を削減することが出来、環境にも非常にいい影響を与えています。また、最近ではスーパーにマイバッグならぬ「マイ段ボール」を持ち込み、活用している人もいます。

まちをきれいに、不要なごみを増やさないために、様々な観点からのアプローチが欠かせません。この取り組みは企業の英断、消費者の意識の高まり、韓国政府の戦略的アプローチのいずれが欠けていてもなしえなかったでしょう。この韓国の取り組みは、世界的に見ても成功のひとつとみなされています。

 

Bhusal Anil (ブサル アニル)
政治プレス新聞社フォトグラファー・映像ディレクター。1989年生まれ。ネパール首都カトマンズ出身。趣味は動画・自主映画制作。好きな映画は黒澤明『七人の侍』。

 - 社会ニュース , , , , , , ,