たかが割り箸、されど割り箸 森林伐採が地球にもたらす脅威

   

スポンサーリンク

あなたの国ではどんな風に食事をしますか?国や文化によって食事の仕方は異なっています。手を使ったり、スプーンやナイフ、フォークを使ったり…。そして、日本や中国、韓国、台湾や香港、タイ、ベトナム、カンボジアなどのように箸を使う国や地域がありますね。そういった国もあれば、インド・ネパール、マレーシア、またアフリカの一部のように食べるときに手を使う国もあります。

初めて箸を使った日を覚えていますか?あなたが日本や中国の人でしたら、たぶんそんなのは遠い昔の出来事でとても思い出せないかもしれません。でも、私は日本に来たときに初めて箸を使って、その難しさにとても苦戦しました。私の国・ネパールでは食事の際にフォークやナイフ、手を使って食べます。私もネパール人の友達と食事をするときはだいたい手で食べます。ですが、日本で過ごすようになって、レストランで外食をするときは、箸も使えるようになりました。

私が初めて箸を使った日

21767650_1405971736146549_352698440_n

私が箸を初めて使ったのは2015年のことです。私はホステルに友人たちと、中国人の先生と泊まっていました。その先生がコンビニからお弁当を私や友人たちに買ってきてくれたのですが、そのお弁当にはお箸が入っていたのです。私は中国に2011年に行ったとき、人々が箸を使っているのを見ましたが、そのときはチャレンジしたことがありませんでした。私はお弁当を食べようとしましたが、これがもう大変で…。結局その時は箸では何も食べられず、手をきれいに洗って、故郷と同じように手づかみで食べました。初めて日本に来たばかりの時のほろ苦い思い出です。

「たかが割り箸」が地球に及ぼす大きな効果

https://twitter.com/search?q=chopstick%20disposible&src=typd

https://twitter.com/search?q=chopstick%20disposible&src=typd

最新のニュースによると、使い捨ての割り箸を使う国で森林が減少しつつあるそうです。特に世界最大の人口を抱える中国においては、8000億本もの割り箸が13億人の食欲を満たすために使われています。その割り箸を創るために2000万本もの成木が伐採されています。昨年からは57億本の割り箸が年間で製造されており、118万平方メートルもの森が中国から消えています。こういった森林伐採が進めば、地球温暖化もさらに進行するでしょう。

森林伐採がもたらす弊害の数々

https://twitter.com/search?q=chopstick%20disposible&src=typd

https://twitter.com/search?q=chopstick%20disposible&src=typd

割り箸に最もよく使われるのはポプラやカバノキ、トウヒや竹です。割り箸の77%は中国からの輸入品です。割り箸のうちのたった4000組が20年ものの木でつくられます。しかし、ほとんどがすぐに伐採されてしまう木ばかりです。このような森林伐採は地球温暖化や洪水、オゾン層の破壊などの様々な弊害を地球にもたらします。

年間約8000億本もの箸が捨てられています。中国国家主席は、中国は緑化活動を進めていくと表明しています。中国は今や世界最大の木材の消費国で、そして箸についてはアメリカなどの諸国に輸出する最大の国でもあるのです。

 

1本の木を切ったら、2本の木を植えなければいけない

あなたが1本の木を切ったとしたら、2本の木を植えなければいけない。植樹をするというのは、それだけ時間が掛かるものなのです。スプーンやフォークのように、金属やプラスチックの箸をもっと広げていって、食事が終わっても捨てなくてもいいようにするべきではないかと考えます。自然の保護を第一に考え、サステイナブルな未来を模索しましょう。地球の資源は私たちみんなのもので、慈しんでいかなければいけないものなのですから。

Bhusal Anil (ブサル アニル)
政治プレス新聞社フォトグラファー・映像ディレクター。1989年生まれ。ネパール首都カトマンズ出身。趣味は動画・自主映画制作。好きな映画は黒澤明『七人の侍』。

 - 社会ニュース , , , , , , , , , ,