就活の模擬戦ーー中国におけるインターンの物語

   

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こんにちは、政治プレス新聞社 学生記者  東北大学経済学研究科 馬 婷竹(バ テイチク)です。本日はよろしくお願いします。

留学して初めて、「就活解禁」という言葉を耳にしました。日本で就活が解禁されたとたん、黙々と時機をうかがっていたチーターが飛びかかってきたというようなイメージが私の頭の中に湧き上がりました。コツコツと準備していた就活生は、まるで獲物を狙うチーターのようではないですか?6月1日は日本のインターン解禁日です。6月1日の前に、リクナビやマイナビや外資系の就活などの、ウェブサイトで個人情報を登録しても企業の情報を見られないので、6月1日の0時までわくわくと期待していたわけです。インターンは中国語で「実習」といいます。昔、中国でインターンした経験がありますが、日本のインターンとはイメージが全然違います。では、今回「中国のインターン」がどのようなものか、特徴を紹介したいと思います。

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まず、中国のインターンは日本より時間が長いというイメージがあります。中国のインターンは「夏休みのインターン」と「冬休みのインターン」に分けられます。夏休みのインターンは毎年3月から申請が始まります。会社の人事部にメールで履歴書を送り、一般的に一回面接でインターン内定が決まります。二か月から六か月働くので、夏休み以外もインターンにも参加できます。本選考ならインターンの経験はとても重要視されます。例えば、もしアリババのエンジニアを目指したら、アリババあるいは同じレベルの会社でインターンした経験も求められます。そのため、早めに志望業界を決めて、大学三年生に入ったら、インターンに取り掛かるのがおすすめです。

日本企業の「終身雇用」と異なり、中国では「転職」はあり触れた話です。それゆえ、転職しやすい会社にとっては人材研修コストを控えるのが有利です。また、中国のインターンでは普通の会社員と一緒に働きながら業界や会社などの知識を勉強するので、募集する際に大学生の「人間性」より、「実用能力」を求められるのが中国インターンの特徴です。例えば、ある金融会社におけるインターンの応募条件としては

1.大学三年生以上あるいは大学院生、専門は金融、数学、経済学に限る。
2.Ms office ソフトウェアに精通する。
3.matlab,SAS,Rの一つに熟練する。
4.ビジネスレベル英語

ということです。
いかがですか、このハードルの高さを見れば、呆れてしまいますね。だから、リーダシップやコミュニケーションとともに、大学生がどれだけ会社に貢献できるのか試されています。だから、中国の就活で勝つために、資格を取ったり専門授業を受けることが大学生にとって大事なのです。

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『三国志』を読めばわかると思いますが、関羽は5つの要害を突破し6人の将を切った「過五関、斬六将」ということわざがあります。遠征のような就活でも様々な難関を乗り越えないと内定をもらえないのです。インターンは就活の模擬戦として個人能力を鍛え、自分自身を見つめなおすいいチャンスだと思います。たとえ自分の進路に迷っても構いません。先に行動しましょう!早めに行動すればするほど、人生の目標もますますはっきりと見えると思います。

今日はここまでにしましょう。避暑のみぎり、麗しい仙台でまた皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。

馬 婷竹 (バ テイチク)
馬 婷竹(バ テイチク)
1991年生まれ。羊座。O型。中国東北地方瀋陽市出身。東北財経大学卒業。現在東北大学経済学研究科在学中(修士1年生)。地域計画研究室に所属。趣味はACG(アニメ・マンガ・ゲーム)音楽を歌うこと。ヴォーカルユニット・Kalafinaの熱狂的ファン。自慢の料理は中華風豚足の煮込み。

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