インド神話 シヴァとガネーシャの物語

      2017/08/08

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ガネーシャって何?

g6あなたはガネーシャを聞いたことがありますか?ガネーシャはヒンドゥー教の神様です。数々の神話がありますが、そのストーリーはとても面白いです。信じる人もいますが、信じない人もいます。ガネーシャの逸話には大よそこんなものがあります。

破壊と再生の神・シヴァを父に持って

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シヴァ神はヒンドゥー教で最も強力な神と見なされています。インド神話の高僧・ヴィヤーサによると、シヴァは生きとし生ける者たちへ神を導くものとされています。彼によると、その昔、シヴァ神は中国の山の中の大きな岩の中で長い瞑想にいたといいます。その山の名前はカイラシュ山と呼ばれています。 シヴァ神はいくつかの名前をもっていて、カイラシュ、シヴァ、シャンカラ、ババ、シャムブー、ビホールなどがあります。ヒンズー教徒の主な信者はインド、中国、ネパールなどが挙げられます。

シヴァ神の外見はとても特徴的です。ロングヘアで、額には3つめの目があります。両耳には大きなリングを下げ、首の周りには大きなヘビが這い、トラの皮を纏っています。基本的にシヴァ神は、普段は2つの目しか使いませんが、第3の目が開くのは怒った時です。何かうまくいかないことがあると、彼は怒り、第3の目が開きます。

シヴァとガネーシャの伝説

g7ガネーシャは、女神パールヴァティーとシヴァ神の息子です。シヴァ神はガネーシャが生まれた時母子の側にいなかったので、シヴァ神がパールヴァティーを訪ねると、ガネーシャは彼のことがわからず、シヴァ神が母親の家に入ることを許しませんでした。妻のパールヴァティーは、夫のシヴァ神が不在の時、自身の安全を守るために息子のガネーシャを創りました。                
  母親パールヴァティーはガネーシャに、誰も家に入ることはできないようにと言いました。ガネーシャは子どもながら非常に強い力を持っていて、パールヴァティーも彼がどんな相手も打ち負かせるように特訓しました。そしてシヴァ神自身が家に帰った時、ガネーシャはシヴァ神をドアの前で止めました。シヴァは自分はパルバティの夫だから入れてくれと頼みましたがガネーシャは怒ってききません。シヴァは怒りをコントロールすることができず、彼の第3の目を開き、彼は3本の尖った鉄を持った剣をガネーシャに向かって突き刺し、首を切ってしまいました。

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「ママ」と叫んだガネーシャの声を聞いて、母親のパールヴァティーが慌てて駆けつけました。彼女は悲しみのあまり大声で叫びました。彼女はシヴァ神と全く話そうともせず、「息子を連れ戻すことができない限り、私は何も食べないし、あなたとは口をきかないわ」と強く言いました。

ゾウの頭を持つ男の子

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妻のうろたえぶりを見たシヴァ神は、なんとかガネーシャに合う頭を見つけるために、配下の神々にありとあらゆる動物の頭を持ってこさせるように頼みました。すべての人々がそれぞれ動物の頭を持ってきましたが、誰もガネーシャの頭には合いませんでした。これには神々も心配し、うろたえてしまいました。

最後に一人の神が傷ついたゾウを見つけて、この頭を使うことを考えました。シヴァ神はゾウの頭を据えることを嫌がりましたが、神々は時間が非常に限られているからとシヴァ神を説き伏せました。ゾウの頭はぴったりとガネーシャに合い、彼は奇跡的に生き残ることができました。

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起き上がった彼は「ママ」と言うなり、母親に駆けよって、泣きながら抱き合いました。これが現在、ゾウの神様として知られるガネーシャのストーリーです。

今日のシヴァ神とガネーシャ

Ga1シヴァ神も自分の過ちを反省して、ガネーシャをもっと強い神にしたい思うようになりました。礼拝は神にとって非常に大切なものです。それゆえに今日では、シヴァ神のいるお寺には必ずガネーシャがいます。ヒンドゥー教徒がシヴァ神に詣でるときは、必ずガネーシャにもお祈りを捧げます。

Bhusal Anil (ブサル アニル)
政治プレス新聞社フォトグラファー・映像ディレクター。1989年生まれ。ネパール首都カトマンズ出身。趣味は動画・自主映画制作。好きな映画は黒澤明『七人の侍』。

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