もし自分が総理だったら?政策コンテスト「未来国会 宮城地域予選」インタビュー(下)

      2017/09/03

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※本記事は「もし自分が総理だったら?政策コンテスト「未来国会 宮城地域予選」インタビュー(上)」の続編です。

詳しい内容は下記リンクをご覧ください。

もし自分が総理だったら?政策コンテスト「未来国会 宮城地域予選」インタビュー(上)

今年の『未来国会』の展望

20日に行われたハーフタイム・イベントにて。(提供:ドットジェイピー宮城支部)

20日に行われたハーフタイム・イベントにて。(提供:ドットジェイピー宮城支部)

―ありがとうございます。さて、今回のテーマは「極論を言え」です。…非常に尖っているテーマにも見えますが(笑)、このテーマに込められた思いというか、参加する学生の皆さんへの期待といったものがあれば、教えていただけませんか。

武田:今回の『未来国会』で、こういった「極論を言え」といったテーマを掲げた理由としては、こんなものがあります。例えば若者も高齢者も幸せにする政策は出すことができるのですが、もし本当に若者を幸せにしようとしたら、ある程度高齢者の幸せは諦めなければいけません。

前回の『未来自治体』の決勝でも、「結局皆を幸せにしたい」という政策も出ましたが、高齢者とか若者とか子ども世代、子育て世代とかをみんな幸せにしようと考えると、考えるだけでも時間がかかるし、それだけで予算が何百兆円規模にもなってしまいます。

「若者にしっかり重点を置く」「高齢者もしくは自分たちのような大学生に細かい重点を置く」とした方が、政策へ時間もかけられるし、より具体的で面白い部分が出てきやすい。

より現実に近い政策にするため、ある程度割り切って「どちらかを幸せにして、どちらかの幸せを諦めよう。焦点をしっかり向けよう」という思いを込めて、今回こういう「極論を言え」という言葉を使わせていただいています。誰の幸せを目指すのか、そして誰の幸せを諦めるのかを明確にして、学生には考えてもらうようにとこういったテーマ設定を行っています。『未来国会』の運営をしていますが、今回の「極論を言え」はかなり面白い、インパクトがあるテーマでもあるかなと思っています。

―学生の皆さんがどのように政策を競い合うか、非常に楽しみですね。今年の『未来国会』と、また今回開催される宮城地域での予選について、教えていただけませんか。

武田:『未来国会』は7月末から全国各地でキックオフイベントが始まり、9月末の東京の決勝で終了します。全国から250人という参加者が集う中、東京の決勝に参加できるのは4チームのみだということで、門としても狭くはなってきているのかなと思います。やっぱり全国的にも政策部分はばらばらなので、そこが面白いかなと思っています。

宮城地域予選の参加者は6チーム20名と、全国的に見て比較的規模が大きい大会になっています。今年から別に開催になった山形・福島を含めて、9月上旬は全国10ブロックで地域予選が開催されます。その予選から15チームが選出されて、Web予選を経て、東京の決勝で戦う4チームが選出されます。東京での決勝では元フィギュアスケート日本代表の鈴木明子さんやレノボ・ジャパンの留目社長など、それぞれ各分野の著名人をお招きして講評を頂くという形になっています。

前回2016年は、宮城から出場した和田政宗事務所が決勝でも全国準優勝になるなど、宮城地区予選自体のレベルも高くなっているのかなと思います。政策の内容それ自体もですが、歳入・歳出の予算といった細かい数字部分まで考えてもらい、データやグラフを付け加えた上で発表してもらうような形になっています。

―ありがとうございます。運営に携わる武田さんと小林さんから見て、参加者の皆さんの雰囲気やムード、今年の宮城地域予選はこんな風になりそうだな、といったところがあれば、ぜひお伺いできると助かります。

小林:宮城国会の地域予選は9/4開催なのですが、先日20日に行ったハーフタイム・イベント(編集部注:『未来国会』参加者の中間発表)では、学生たちの2週間経った状況を確認できました。インターンシップの開始が8/1からだったのですが、テーマやある程度の政策を決めているところが多いのですが、まだ細かい所は詰め切れていないかなといった印象ではあります。
でも、議員インターンシップに参加して、さらに「未来国会」にも参加してくれる学生なので、やる気もあって、議員の方やゲストの方から頂いたフィードバックを受けてより良いものを作っていこうとういう意識を見ることができ、非常によかったなと思いました。

―ありがとうございます。発表については、ハーフタイム・イベント後に期待ですね。さて、参加者の学生の皆さんもそうですが、ドットジェイピー宮城支部の現在の雰囲気や、今年の大会にかける意気込みなどありましたら、ぜひ教えてください。

小林:今回から『未来国会』について直接メディア向けに説明する機会を設けさせていただいていますが、前回より色々な方に来て頂けたり、参加人数も増えたりしています。パネルディスカッションは今回から始める試みなんですけれども、こういった新しい試みをしてより現実的で面白い政策を学生の皆さんに作ってもらって、発信していければと考えています。今までとはちょっと違う、今までよりレベルが高いものを見せられるのではないかなと思っています。

武田:今回ゲストを呼んだり、パネルディスカッションをやったりしようと言ったのは自分だったのですが、宮城の『未来国会』『未来自治体』事業を発展させていきたいという思いが個人的にあったので、今年は各方面に赴いて話をさせていただいています。
お話しする自治体職員の方からも、学生の意見を取り入れる機会はやっぱりなかなか少ないということで、興味をもっていただいています。また、学生側にも、学生時代に自治体職員や議員の方と関わる機会は現実的に少ないので、社会とかかわるきっかけづくりをこの未来事業や宮城支部を通じて多くの学生の皆さんに持ってもらいたいと思っています。
そしてこのような新しいことを実施していって、ドットジェイピー自体についてももっともっと多くの方に知っていただいて、最終的には面白い大会として終われたらと思います。

―宮城県内に住んでいる地域に住む方にとっても意義が大きい大会ですね。武田さん、小林さん、本日はお忙しい中ありがとうございました。

(提供:ドットジェイピー宮城支部)

(提供:ドットジェイピー宮城支部)

(終)

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