【沖縄・石垣市長選-情勢分析】「保守分裂」で現職・中山氏どうなる?安倍政権の力の入れようも注目

   

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任期満了に伴う石垣市長選(沖縄)が3月4日告示され、現職1名・新人2名が立候補を届け出た。動向と情勢を分析した。

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石垣市とは?

https://twitter.com/saratabibito/status/970490778811121664

石垣市(いしがきし)は、沖縄県南部の八重山列島にある市である。

日本最南端・最西端に位置する市であり、とくにその中心である石垣島は、

数ある沖縄の島の中でも、沖縄本島、西表島に次ぐ3番目に面積で、他の離島への際の経由地の役割も担っている。

島の自然を生かしたスキューバダイビングなどの観光産業が活発で、

なかでも日本百景にも選ばれている川平湾(かびらわん)は、観光客をひきつけてやまない。

石垣市長選

政府の誤算

2014年の中山氏当選時の様子(「中山よしたか」と「日本一幸せあふれるまち石垣市」をつくる会Facebookより)

尖閣諸島を擁する石垣市では、中国の領海侵犯が活発化している。

政府は中国政府の動向を懸念し500~600人規模の地対空・地対艦ミサイル部隊などの配備を計画していた。

一方、石垣市は2014年の市議選で保守派与党が安定多数を獲得し、市長選でも計画に理解を示す中山氏が当選。

政府は現在の中山市政の継続を見越し、平成30年度予算案として用地取得費など136億円を計上していた。

石垣市長選の候補者

(出典:石垣市HP、砂川トシカツFacebook、Kashiko Fujii Facebook)

石垣市長選挙に出馬するのは、現職の中山義隆氏、新人の砂川 利勝氏、宮良 操氏の3名だ。

現職の中山氏は8年前の2010年に当時の革新系現職を破って初当選を果たした。自衛隊配備には柔軟な姿勢を見せる。

新人の砂川氏は自民党の前県議。今回選挙戦では、中山市政への不満を訴える八重山タクシー協会といった業界団体からの要請を受け、出馬する。

重要争点となっている自衛隊の基地配備は「地域住民の合意が得られていない」として計画の白紙化を訴え、中山市政と真っ向から対立する。

今回唯一の革新系候補となる宮良氏は前市議で、社民、社大、共産、自由、民進の推薦を受け立候補する。市議を約20年務めた革新系の重鎮で、

基地配備についても受け入れ反対の立場を示しており、保守2候補の分裂を受け支持拡大をねらう。

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市長選の見どころ

政府与党、名護市長選に次ぐ力の入れよう

市長選は政府与党の力の入れように注目だ。基地配備計画の白紙化や反対を訴える2新人の出馬を受け、

安倍首相は今月5日の自民党役員会で、計画に理解を示す中山氏の勝利へ全力を挙げるようてこ入れを指示。

現地には山本一太沖縄および北方担当相や青山繁晴参議院議員などの有名弁士が投入。本日7日も片山さつき参議院議員などが

石垣島入りするなど、2月の名護市長選に次ぐ力の入れようだ。

砂川氏は勢いを守れるか

砂川氏は本選挙戦では「市民党」を掲げて告示前は業界団体の推薦獲得や複数の市議による支援で積極的な票の切り崩しに回っていたが、

中山氏が公明党の推薦を得て一転攻勢に転じ、さらに日本維新の会の推薦も獲得するなど組織力を生かした選挙戦をしはじめ、やや苦しい展開だ。

(2018/2/27 八重山毎日新聞)

宮良氏は現職批判票分散で苦戦か

宮良氏は市議補選出馬の30代候補との連携のもと若年層への浸透を図り、

保守の現職批判票の取り込みを狙っているが、砂川氏の出馬によって読みづらくなっている。(同上)

現状は、公明党の推薦により現職の中山氏が勢いを得て、砂川氏の勢いが鈍化し、

現職の批判の受け皿が宮良氏と砂川氏に分かれており、現在は現職の中山氏が選挙戦を優位に展開している様子だ。

引き続き情勢に注目していきたい。

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