【福岡・行橋市長選-情勢分析】新図書館建設巡り現新相まみえる!新人候補の戦いに注目

   

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任期満了に伴う行橋市長選(福岡)が18日告示され、現職1名・新人2名が立候補を届け出た。動向と情勢を分析した。

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行橋市とは?

行橋市(ゆくはしし)は、福岡県の東部に位置する市。

江戸時代には小倉と豊前(八屋)の間に位置する地形から、中津街道の宿場町として発展してきた。

現在も北九州市とは結びつきが強く、同市のベッドタウンとして、北九州都市圏の10%通勤圏に属しており、

特に小倉北区と小倉南区、苅田町への通勤・通学人口が多い。

その利便性から福岡県の60市町村の中でも、数少ない現在も人口が増加し続けている自治体のひとつである。

しかしながら、人口増の一方で、住民の高齢化や郊外型ショッピングセンター等の影響による中心部商店街の衰退が進んでおり、

まちの活性化が急務とされている。今回の行橋市長選では、京築地域屈指の商業地である行橋駅東側の再開発が大きな争点となる。

行橋市長選とは?

行橋市長選の候補者

(出典:行橋市ホームページ・ふじき巧一 後援会Facebook・岡田博利Facebook)

行橋市長選挙に出馬するのは、現職の田中 純氏、新人の藤木 巧一氏、岡田 博利氏の3名だ。

現職の田中氏は京都大学教育学部卒業後、1971年に大蔵省へ入省。職を辞し1988年に41歳で行橋市長選に初出馬するも落選し、

以降、同市長選に7回連続で挑むも2010年選挙まで落選し続けた。翌年の2011年の福岡県議選に鞍替え出馬し、当選を果たした。

2014年には再び市長選に転じ、8度目の挑戦でようやく当選を果たした。今回選挙戦で初の改選をめざす。今回選挙戦は、自民・民進の推薦を受ける。

新人の藤木氏は地元・行橋市出身。福岡県立京都高校を卒業後、行橋市役所に入庁。37年間の勤務ののち退職し、2012年に行橋市議選に初出馬し、当選。

2016年の市議選でも改選を果たしたが、その職を辞した。今回の選挙戦では共産党の支持を受ける。

同じく新人の岡田氏は元県議で、前回2014年市長選にも出馬していた。今回は2回目の選挙戦へのチャレンジとなる。

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市長選の見どころ

 市を二分する図書館建設問題

新図書館のイメージ図(出典:行橋市HP)

今回の選挙戦で、市政を大きく二分する問題となっているのは、2015年に計画が持ち上がった市の新図書館建設計画だ。

この計画は、市の商業活動の中心部である行橋駅東口に新図書館を建設し、まちの活性化を図ろうというもの。

2035年3月までに50億円をかけるこの計画は、行橋市の平成29年度当初予算の約2割に相当する規模だが、

民間業者に設計~施工~運営までを一括して任せる手法や年1.6億円にのぼる運営費に反発し、

市議会でも建設に反対する「図書館を考える議員連盟」が発足。

昨年12月に、建設の是非を問う住民投票条例制定案が議会で審議された際には、

賛成・反対が8対8の同数になるなど、まさに市政を二分する結果となった。

新図書館建設を推進する現職の田中氏に対して、市議会の反対会派「図書館を考える議員連盟」を代表して今回出馬するのが新人の藤木氏。

かつて現職の田中氏の県議時代に陣営幹部として同氏の選挙を支えた藤木氏が、今回は対立候補として相対する形となる。

結局、勝つのは誰?図書館反対票が割れるおそれも

2014年市長選開票結果

田中 純 14,275
岡田 博利 8,111
二保 茂則 6,967

熱い舌戦が繰り広げられている市長選だが、結局、勝つのは誰なのだろうか。ここで、考慮しなければならないのは新人・岡田氏だ。

2014年市長選を見てみると、今回の市長選と同様に3名の立候補者による三つ巴の争いで、落選した岡田氏・二保氏の票数の合計は田中氏を上回っている。

今回の選挙戦では、藤木氏だけではなく岡田氏も新図書館建設への反対を掲げていることから、有権者のなかでも票が割れるおそれがある。

藤木氏は「市民の声聞く市政」(西日本新聞2/19)を実現できるのだろうか。引き続き情勢に注目していきたい。

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