【野田市長選2016・情勢予想】6期24年続いた根本市政の「継承」か「刷新」か 新人4人が出馬

      2016/06/12

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野田市長選2016・情勢予想

6月12日投開票(6月5日告示)が迫った2016年の野田市長選。政治プレス新聞社では野田市長選の候補者の情勢予想をお届けします。

千葉県 野田市

野田市の人口は、15万5239人(平成28年6月1日現在)。

千葉県の最北端、関東平野のほぼ中央に位置する。市の東を利根川、西を江戸川、南を利根運河によって、三方を河川に囲まれている。

醤油業界最大手の「キッコーマン株式会社」が本社を置く野田市。醤油業界では、国内3分の1程度のシェアで生産する日本最大の醤油生産地となっている。

醤油醸造の歴史については江戸時代まで遡り、恵まれた水運を利用して、醤油の一大ブランド地として栄えていったとされる。

野田市長選 2016

野田市に本社を置く「キッコーマン株式会社」
(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:KIKKOMAN_Corporation_head_office.jpg)

 

野田市が抱える課題とは?

野田市長選 2016

野田市中心部を通る「流山街道」
(出典:http://tamagazou.machinami.net/nodashigaichi.htm)

東京のベッドタウン化が進む東葛地域(松戸市・野田市・柏市・流山市・我孫子市・鎌ケ谷市)の中で、野田市は、近隣市に比べて交通の利便性が低く、将来的な人口減少への対策が課題となっている。

駅前商店街など中心市街地の衰退も問題視されており、その対策も求めらている。

将来的な人口増加への施策として、市では「東京直結鉄道」の誘致を進めているものの、具体化には至っていない。

また、国の特別天然記念物「コウノトリ」放鳥事業も、市が打ち出す目玉のひとつとなっているが、その是非も含めて、根本市政の「継承」か「刷新」かが選挙の争点となる。

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野田市長選-予想される候補者一覧(五十音順)

(1)遠藤達也(無所属・新人)

野田市長選 2016

遠藤達也氏
(出典:http://blogs.yahoo.co.jp/go_sinzan/41102608.html)

会派:無所属
履歴:新人
年齢:34
台湾国立中山大学修了。2010年の野田市議選で初当選し、2期目に挑んだ2014年の選挙ではトップ当選。「根本市政の刷新」を訴える。

(2)工藤由紀(無所属・新人)

野田市長選 2016

工藤由紀氏
(出典:http://www.city.noda.chiba.jp/shisei/senkyo/1004738/index.html)

会派:無所属
履歴:新人
年齢:48

東京都北区生まれ。埼玉県立松伏高卒。ホテルパート従業員。「TPP批准阻止」などを訴える。

(3)鈴木有(無所属・新人)

野田市長選 2016

鈴木有候補
(出典:http://bigbus0831.wix.com/yuu-support-team2016)

会派:無所属(自民、民進、公明推薦)
履歴:新人
年齢:59

拓殖大学政経学部卒。1994年の野田市議選で初当選以来、6期にわたり市議を務めた。今回、自民や公明、民進の推薦を受ける。市政の継続を根本に据え、東京直結鉄道誘致にも積極的な立場。野田市体育協会副会長、野田市剣道連盟副会長。

(4)高梨守(無所属・新人)

野田市長選 2016

高梨守氏
(出典:http://www.takanashimamoru.jp/)

会派:無所属
履歴:新人
年齢:70

1998年から野田市議を務めたが、前回(2012年)市長選に出馬するも落選。2014年の市議選での返り咲きも叶わなかった。東京直結鉄道建設を推進する立場。労務管理士。

各候補者の論評

6期24年もの間市長を務めた根本崇氏(70)が今期かぎりでの引退を表明し、4人の新人が立候補した今回の市長選。

根本氏は、「脱原発をめざす首長会議」のメンバーでもあり、市議会での答弁などでは、昨年9月に成立した安全保障関連法について「憲法違反」であるという考えを明らかにするなど、政治家として様々な意見を発信してきた。

「根本市政の継続」を表明している鈴木氏に対し、「刷新」を求める遠藤、工藤、高梨の3氏がそれぞれの政策を訴える。

 

【 遠藤達也氏 】

遠藤氏は、今回、市議2期目途中での挑戦となった。

市議会では無所属、また最年少議員ながら、前回市議選(2014年)ではトップ当選を果たした逸材。

「事業をムダにしない市政」、「実績や効果のある市政への刷新」を訴える。

【Facebook】

 

【 工藤由紀氏 】

工藤氏の政治への挑戦は、今回が初めて。

「環太平洋連携協定(TPP)」が「地域の農業」「食の安全」「薬価」の崩壊を招くとして、「TPP批准阻止」に向けた国会議員への要請を呼びかけるとともに、保育園と幼稚園の無償化など、身近な問題も訴える。

 

【 鈴木有氏 】

根本氏の後継として位置づけられるのが鈴木氏。

告示日(6月5日)に行われて鈴木氏の「出陣式」には、根本市長のほか、現職閣僚である石破茂地方創生担当大臣も駆け付けた。

唯一、政党からの推薦(自民、公明、民進)を受ける鈴木氏。

現職・根本市長や各政党からの支援を受けながら、市内をくまなく回る。

【Facebook 鈴木氏の出陣式には現職大臣の姿も】

 

【 高梨守氏 】

高梨氏は2度目の市長選。

長い市議経験から、長期政権の「弊害」を指摘。市長の任期を「2期」とする公約を掲げた。

市長の給与を2分の1にするなど、「身を切る」政策も訴える。

野田市長選の投票は6月12日午前7時~午後8時に行われ、同9時10分から同市清水の市総合公園体育館で即日開票される。

なお、野田市議補選(欠員2)も同日程で行われる。

野田市の4日現在の選挙人名簿登録者数は12万6887人。

https://seijipress.jp/?p=11374

 

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