地域住民の繋がりの場「おしるこカフェ」

   

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仙台市太白区あすと長町には、仙台で一番大きい災害公営住宅「あすと長町市営住宅(以下、市営住宅)」があり、ここで月に1回、住民が主体となった「おしるこカフェ」という寄り合いが開催されています。今回はこの寄り合いに参加する皆さんに、「おしるこカフェ」についてや、市営住宅での生活についてお話を聞いてきました。(政治プレス新聞社・インターンシップ取材班)

参加者に聞く「おしるこカフェ」と市営住宅での生活

「おしるこカフェは友達に会える場所」

市営住宅に住む人の多くは、東日本大震災を経験しました。はじめにお話を伺った日野さんは、市営住宅に4年間暮らしており「(『おしるこカフェ』に)参加して、友達の皆と会えて良いです。元気になれます。」とお話をされていました。また福島県出身の太斉さんは「おしるこカフェ」に参加して「友達の皆や先生のお話を聞けて嬉しい。」と笑顔でお話をされていました。市営住宅に住む人の一部は一人暮らしで、普段は一人だから笑うことが少なく、「おしるこカフェ」に参加して皆に会えるので楽しく笑って過ごせると話しています。日野さん、太斉さんは市営住宅に住む前までは知らない者同士で、市営住宅で暮らし始めてからの知り合いになったそうです。ここに住む方の多くはお互いに知らない者同士でした。この日盛り上がったのは血圧の話。年を取ると血圧が高くなったり、低くなったり。健康面がとても気になるようです。東日本大震災から7年が経過している中、今でもまだ心のどこかで様々な想いがありながら、「おしるこカフェ」に参加している方はとても元気で笑顔が絶えない方々であふれていました。

「『おしるこカフェ』が市営住宅を活気づけている」

牡鹿半島出身の安藤さんは、「おしるこカフェ」が市営住宅を活気あふれるものにしていると話します。安藤さんは2年ほど前にあすと長町にある市営住宅に住み始めました。震災当時、車で走行中、津波に呑まれそうになったが間一髪で逃げ切ったものの、震災直後は避難所生活を余儀なくされ、自分たちで食料を確保していたそうです。そして、市営住宅で集団生活をし始め、秩序が乱れていると感じた安藤さんは、市営住宅の役員になり、さまざまな規則・企画を提案しました。当番制の清掃を始め、親睦を深めるためのお茶会を催しました。見守り隊を結成し、お互いに身の安全・健康を守り合ってきました。また、健康教室や食事会、夏には盆踊り、秋には芋煮会を開催しました。「おしるこカフェ」はその中でも市営住宅を活気あふれるものにしているイベントなのだそうです。

おしるこカフェ 仙台

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