あすと長町「おしるこカフェ」―震災後生まれた 新しい「寄り合い」のかたち

   

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仙台市太白区あすと長町―大きなショッピングモールや外資系の大型家具量販店、タワーマンションが立ち並び、休日の公園には多くの家族連れが訪れる。いま仙台で最も人気のある住宅街だ。
この「あすと長町」には仙台で最も大きい災害公営住宅がある。荒浜、石巻、閖上…住民のバックグラウンドは様々だ。そんな彼らを結びつける寄り合いが月に1回開催されている。『おしるこカフェ』と呼ばれるその空間には、いったい何があるのだろうか。

おしるこカフェとは?

おしるこカフェ

おしるこカフェは毎月1回、ボランティアが中心となって調理した食事やおしるこをふるまい、おしゃべりやくつろぎの場を提供する取り組みだ。

活動のきっかけとなったイベント「アート・インクルージョン クリスマスプロジェクト」

活動開始のきっかけは、震災のあった2011年に同仮設住宅で行われたクリスマスイベントだ。サンタクロースのダンスや、キャンドルづくりのワークショップといったクリスマスらしい催し物のほか、温かいコーヒーを楽しめるカフェや、熱々のおでん、仙台風お雑煮といった出店が軒を連ね、仮設住宅や近隣の住民らが中心となり、震災後初めて迎えるクリスマスや年の瀬を自分たちの手作りで楽しんだ。

「自分たちで作る」「楽しみながら作る」カルチャーは、自然にそのまま『おしるこカフェ』にも受け継がれた。そしてイベントの主催者だった現代アーティストの門脇篤さん、コミュニティアート・ふなばし理事長の下山浩一さんらが中心となり、月に1回ごちそうを作ってワイワイと楽しむ『おしるこカフェ』がその翌年の1月に誕生した。

開催は2012年1月に始まってから、この6月でなんと78回を数える。「細く長く」続いている取り組みの『魔法』を知るために、これまで毎日新聞や東京新聞など数々のメディアが多数取材に訪れている。

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