滋賀政治の変わる風向きー「旧民主王国」に自民勢力伸張

   

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24日に投開票が行われる滋賀県知事選挙。再選を目指す現職の三日月大造氏(47歳、無所属)と新人で滋賀大学名誉教授の近藤学(68、共産党推薦)の二人が立候補している。今回の選挙では、それぞれの候補者が政党からの支持を得ており、選挙戦が現在過熱している。

滋賀県知事選挙(県知事選)開票速報・結果 2018

前回選挙の「敵」から支持を得た三日月氏

 

今回の選挙で際立った動きが見られるのは、三日月氏を支持する自民党である。三日月氏は、元々民主党の衆議院議員であり、滋賀県知事に初当選した2014年の選挙でも、民主党から支持を得て、自民党候補者の小鑓隆史氏(現・参議院議員)と闘った。

しかし、今回の選挙において自民党が三日月氏を支持するという、意外な展開となっている。6月5日の毎日新聞によれば、6月2日に安倍晋三首相が三日月氏を激励しに滋賀を訪れていた。かつて「民主王国」と言われた滋賀で一体何が起こっているのか。

すり寄る両者の思惑

安倍内閣は、現在森友学園や加計学園などの一連の問題で、支持基盤が揺らいでいる。そういったところからの配慮か、今回の選挙に関しては、独自に候補は立てず、三日月氏を支持する形となっている。

他方で、三日月氏は、自民党勢力が滋賀で伸長する様子に自らが自民党にすり寄る形で対処をしようとしているようだ。これまで、滋賀県では国政選挙や知事選で民主党系の議員が勝ち続けてきたのだが、昨秋の衆院選では県内の選挙区すべてにおいて自民党候補者が当選した。民主党が解党した結果、旧民主党系の地方議員も、大半が国民民主党に在籍する。こうした背景から、三日月氏は、今回の選挙で自民党へと近づくことになったという。

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