【栃木市長選 結果分析】大川氏が「反鈴木票」掬い上げ当選 女性視点の活用・行財政改革に注目

   

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任期満了に伴う栃木市長選の投開票が本日22日行われ、新人の大川秀子氏が当選した。今回の選挙戦は前回と同じ現新一騎打ちの構図であったが、投票率は前回市長選の64.48%から今回市長選は58.54%と大幅に下がった。

「大平地域ばかり」反鈴木票を掬い上げた大川氏

https://twitter.com/kayapoco/status/988068882018529280

当選した大川氏は「均衡ある発展」を訴えていたが、その背景となる課題が、市内の一部地域への投資の偏りであった。とくに鈴木氏がかつて町長を務めていた大平地域に公共投資が偏っているといった批判がみられるようになり、市内の他地域から鈴木氏に対する不満や、現在の市の政策に対して懐疑的な声が出てきていた。大川氏の勝利の一因となったのは、市内で高まる「反鈴木」の機運に応える政策を訴え続けていたためであろう。

女性の視点を活用できるか

その他に大川氏の訴えで目立ったのは、とちぎメディカルセンターへの産科開設や小中学校の給食無償化といった子育て・教育への支援策だ。大川氏は「女性の視点でやさしい栃木市をつくる」として大型事業の実施から子育て支援・教育の充実といった政策への転換を訴えていた。

栃木市は平成22年から平成26年の5年間にかけて、11歳未満の子どもの数が1,420人と約1割減少するなど他の栃木県内の自治体と同様に深刻な少子化に悩まされており、子どもを産みやすくなる環境の整備が急務となっている。大川氏が女性視点で子育て世代が子どもを産み育てやすい環境をいかに整えられるかにも注目だ。

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