【気仙沼市長選】復興を争点に新人が現職に挑む。震災後初の市長選のゆくえは?

   

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3.11東日本大震災以降に初めて選挙戦となった、宮城県・気仙沼市長選挙の投開票が4月22日に行われる。候補者はいずれも無所属の3選を目指す現職の菅原茂氏(59)、と新人で行政書士の斉藤巳寿也氏(52)である。

気仙沼市長選挙(市長選)開票速報・結果 2018

気仙沼市とは

東北うまいもの市場 Twitterより

気仙沼市は、北側の岩手県の陸前高田、南側の宮城の南三陸町に挟まれた宮城県の最北端に位置する海岸沿いの市である。現在の人口は6万4000人で、古くからカツオ漁やサンマ漁で栄え、北海道や宮城、千葉などの全国からの漁民が集う街として栄えてきた。近年では、フカヒレの産地として海外との交流も盛んとなっている。

その気仙沼市は、2011年の東日本大震災において津波被害が甚大であった地域の一つである。今年になってからも、2月に大谷海岸地区の海岸整備工事がやっとようやく開始し、3月には震災後初めての三陸沿岸道路の開通が続くなど、市の復興は未だ道半ばである。

今回の選挙の争点は、この震災復興の在り方となっている。

復興事業の進度が争点

幸慶美智子オフィシャルブログより

今回出馬した新人の斉藤氏は、行政書士で宮城県職員の経歴を持つ。その斉藤氏が今回出馬にあたって現在の市政に対して主張したのは震災復興の遅れと復興事業の検証の方針である。気仙沼市の経済が衰退の傾向にあることに大きな課題意識を持つ斉藤氏は、現市政の復興事業のスピードは遅いと主張する。

これに対して、現職の菅原氏は、4月18日の毎日新聞のアンケート(外部リンク)において、災害対策について、津波対策におけるハード面は充実しつつあることを強調し、その他の対策に必要な地域のコミュニティ強化や避難計画策定などのソフト面の強化を急ぐとしている。

問題は、2020年度に国の「復興・創生期間」が終わるために、今回の候補者に問われるのは、この2020年までの復興計画と、その後の計画の具体性や実現可能性である。

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