【注目選挙・結果分析】北見市議選-コンパクトシティのモデルケースになれるか

      2018/04/07

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昨夜、北見市で市議会議員選挙の開票結果が出た。北見市は、人口規模が125000人と、北海道で8番目。日本国内では4番目、北海道内で最も大きな面積を有する自治体である。

オホーツク沿岸を代表する都市は、昨夜の長野・上田市長選挙などと引けを取らぬ注目度の高さがうかがわれた。

定数が30から2つ減の28になった今回の選挙では、6議席が新人や元職によって埋められ、現職が後退する展開となった。また、元職は立憲民主のくつわだ恵美氏が得票数2195票の5位当選を果たした。立憲民主党の伸長がここ北見でも見られた形だ。

これからの北見市:人口減少に伴いコンパクトシティ化が急務

今後の北見市にとっての課題は、全国の多くの自治体が抱える高齢化と人口減少への対応である。その一つの解決策として北見市が現在取り組んでいるのが「コンパクトシティ化」である。

これは、無秩序に拡大・分散した交通インフラや行政や商業施設、住宅を計画的に配置と集積させ、市民がより暮らしやすい街を作るというものである。特に、車に乗ることができなくなる高齢者などを考慮して、各都市機能間の距離を短縮し、一部の市民を孤立させないために全国的に研究・開発が進められている政策である。

北見市の「コンパクトシティ化」の成否は今後、今回当選した議員たちの指導力にかかっているといえる。また、北見市は北東に海、林業なども栄えるほどの自然豊かな土地も有するオホーツク沿岸都市である。「コンパクトシティ」を推進すればするほど、「コンパクトシティ」の外の地域や自然環境をどのように保全・開発・利用するかが重要な課題になってくるかが明白だ。

カーリング女子「LS北見」の相乗効果で注目を浴びる北見市

LS北見のメンバー(出典:LS北見Facebook)

先の平昌オリンピックでカーリング女子競技で銅メダルを獲得した女子日本代表「LS(ロコ・ソラーレ)北見」が活動拠点としているのは、北見市常呂町。

北見市の積極的な支援や協力が、オリンピック銅メダル獲得で改めてスポットライトを浴びた「LS北見」や日本のカーリング競技の更なる躍進と感動を日本全国に与えてくれるだろう。

また、今回のカーリング女子「LS北見」の影響もあって、北見市の「ふるさと納税」や地域のお菓子に申し込み・注文が殺到しているという。一万円以上の寄付金で送られてくるチーズケーキの「赤いサイロ」などをはじめ4品が品切れになるほどだ。

返礼品「赤いサイロ」は品切れに(出典:北海道北見市 ふるさと納税)

「コンパクトシティ」や地域振興という側面において、北見市は一つのモデルケースになるかもしれない。今回当選した市議会議員や行政、「LS北見」のような地域に根差した活動など、それぞれ相乗効果が発揮されていくのかどうか、今後も注目である。

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