あなたのユートピアは何ですか?都市・地方 中国の若者のライフスタイルの選択

      2017/07/20

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こんにちは!政治プレス新聞社 学生記者 東北大学大学院経済学研究科の林冰清(リン ビンチン)です。unnamed

『ユートピア』というイギリスの空想社会主義者、トマスモアの名著を聞いたことはありますか?本の中で描かれる社会は作者の理想の社会です。ユートピアな社会ではすべての生産資料が国民全体により所有され、生活用品が皆の需要によって分配されています。また、人々は生産労働に従事して、科学研究や娯楽をする余裕もあります。ここでは、格差による不公平や圧迫がなく、堕落と罪悪も見られません。しかし、このような世界は本当に存在していますか?

二十代の大学生は卒業する前に、常に自分の進路について色々迷ったり考えたりしています。例えば、大都市で仕事を探すか、それとも故郷に戻るか。一体どこが自分に相応しい生活か?どこに住むと幸せに一歩近づくか?要するに、若者は理想の社会ーーー「ユートピア」を探したいのです。しかしながら、どっちを選択しても、もう一つの生活を諦めるしかないです。

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日本と中国の若者の『ユートピア』

6c0b782egy1fhn8qo2tm2j24i027x4qv 日本では、東京、大阪みたいな大都市に憧れる若者がとても多いです。「上京」なとのテーマはよく朝ドラの中で出ています。そして、日本の田舎の若者が次第に少なくなり、地域の成長が鈍化してきました。更に、それよりもっと深刻な社会問題を起こし、悪循環にはまってしまう恐れがあります。

 実は中国でも同じ難問に臨んでいます。では、中国においてはいったいどのような状況でしょうか?大都市と田舎の生活はどのぐらいの違いがあるのでしょうか?若者にとって、どっちの進路を選ぶのが正しいでしょうか?これらの問題に基づいて、筆者が自分の経験と感想をシェアしたいと思います。

中国の若者が住む場所の選び方

中国の大都市は四つがあります。上海、北京、広州と深圳(深セン)です。他の都市とは生活のペースが違います。しかし、このなかで、筆者が一番好きなのは国際都市としての上海です。このような大都市では娯楽サービス業が盛んだし、いつもファッションの先頭に立っています。また多様な文化が共存していると言う魅力があります。しかし、こういった都市より、故郷に戻りたがる若者も少なくないです。一体、どのように選択したらいいでしょうか。

6ad0fbccgy1fg05gaorhnj21kw0uw4ag1.就活機会・進路

 ご存知の通り、大都市では常に故郷よりずっとよい仕事のチャンスが満ちています。例えば、上海では独立した金融圏があります。金融のような専門性が高い仕事がほしいなら圏内でしか探せないです。また、IT、ファッションみたいな若者向けの仕事もここに集まっています。その一方で、故郷の仕事は種類が少なくて、一般的には公務員、警察などが多いです。

大都市では人材育成が非常に大事にされています。例えば、同じ医学大学を卒業している新卒は、それぞれ故郷と大都市で医者の仕事をしますが、4年後、きっとこの二人の間には能力や専業技術などのギャップが大きくなると思います。これは、自分の努力にかかわらず、病院での訓練や視野、上司、先輩、同僚などに差があるので、ギャップになるのではと考えられています。

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2.生活環境

 大都市のほうでは、生活ペースが速い、圧力がより大きいとよく評価されています。故郷での生活はもっと余裕があり、物価は安いから、経済方面の圧力が低いです。しかし、中国は関係社会です。故郷で仕事を探したいなら、その会社の人との関係がとても重要です。大都市はこのような問題は少なく、経済の発展が早い所は関係より自分自身の能力を最もが重視しています。

医療関係なら、大都市以外のまちは大都市より悪いと言っても過言ではありません。

af0d43ddgy1fg6mocqap1j20j60nzjyw3.住宅問題

 大都市の住宅は高いです。ある記事で、上海の小さい部屋を売ったら二線都市、三線都市で2、3件の部屋が買えます。例えば、ある若者は自分の上海と北京の部屋を売って、雲南の大理、昆明などの都市の生活を選び、それから大都市のスモッグと別れ、のんびりなライフスタイルを始めました。これも今大胆な若者の選択肢だと思います。

いかがですか?人々は自分のユートピアを探すにはいろいろな工夫をしていましたが、ユートピアは本当にある存在でしょうか?恐らく、大都市と故郷、どれを選択しても好きなところと嫌いなところが共存しているんじゃないでしょうか?

大都市でいい仕事を探せれば、成功の可能性は高く、生活は故郷より豊かになれると思います。しかし、これは多分大部分の人の価値観ですが、すべての人はこれを人生の準則と認識しているとは言えません。若者は、他の人の評価より自分の声を聴いたほうがいいじゃないですか?何といっても、人によって、価値観、人生観と結婚観が違いますね。自分の健康、家族、仕事、色々なことをバランスよく出来れば、この問題も自ずと解けると思います。

その時、心の中にユートピアが出来るかもしれませんね。

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林冰清 (リン ビンチン)
1991年生まれ。中国杭州市出身。アメリカ・マイアミ大学卒業、現在東北大学経済学研究科在学中(修士1年生)。専門は経済史と対比研究。政治プレス新聞社・学生記者。

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