アフリカへ侵食していく中国 一帯一路政策の新たな活路

      2018/05/16

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国際社会で追い込まれる中国

李克強

(出典:内閣広報室)

今月5月9日から、中国の李克強首相が来日し、日中の雪解けムードが演出された。現在、中国の国際社会で置かれている状況が非常に良くない中での訪日だった。というのも、中国は、一番のビジネスパートナーであるアメリカとの関係が悪化している。また、政府が肝いりで進める一帯一路政策の投資先のスリランカやマレーシアなどからは、「植民地支配」と拒絶されている。この「植民地支配」が行われたことを受け、欧州諸国からも中国に対する警戒感が増大している。このように中国は国際社会においてかなり不安定な状況に追い込まれている。

アフリカまで広がりつつある一帯一路政策

一帯一路政策といえば、中国が現在進行形で進めている巨大経済圏構想である。中国国内から欧州までを陸路や海路で結び、沿線上の各国へ莫大なインフラ投資を行っている。その経済規模は、世界の人口の6割、GDP総額の3割といわれる。その勢いはすさまじく、昨年5月習近平国家主席は総額8620億元(約14兆1000億円)の融資・投資を発表した。また、今年の初めには、北極シルクロード構想が発表され、その範囲は拡大しつつある。

ところが、現在は先に見たような苦しい状況に置かれている。そんな中国が一帯一路政策の名の下、次なる勢力拡大を目指しているのが、アフリカである。

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