【参院選-岩手-情勢速報】自民対「小沢派」の新人対決 「小沢王国」復権の試金石となるか

      2016/07/07

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参院選-岩手-情勢速報

改選1の岩手選挙区。3人の候補者が立候補。

自民新人・田中真一(たなか しんいち、49)氏と、野党統一候補となった無所属新人・木戸口 英司 (きどぐち えいじ、52)氏による事実上の一騎打ちとなる。

幸福からは新人の石川幹子(いしかわ みきこ、51)氏が出馬する。

小沢氏の影響力は未だ健在か 岩手の中心軸として、野党共闘の手綱も握る

過去24年にわたり、自民が議席を持てなかった「小沢王国」岩手。

今回の参院選では、「生活の党」副代表の主濱了氏の突然の引退、出馬断念を受け、主濱氏の後継として指名されたのが、同党代表・小沢一郎氏の秘書も務めた木戸口氏だ。

木戸口氏は「生活の党」の党籍を持つが、今回は「野党統一の候補」であることを優先させ、無所属での出馬となった。

木戸口氏には、こちらも小沢氏の側近である現岩手県知事・達増拓也氏のほか、引退を表明した主濱氏も支援に回る。

地元紙は、木戸口氏の選挙戦略について、

木戸口氏の組織は主に北部を主浜氏、中部を達増氏、南部を小沢氏の各後援会が固め、知名度不足のカバーを狙う。次期衆院選をにらみ、自民を圧倒してきた小沢氏の支持基盤が健在ぶりを示すかが焦点。野党各党や推薦団体は個別に選対組織を設けて支援する。
(6/17 河北新報 <参院選夏臨戦>岩手/小沢氏巡る因縁交錯より)

と分析。

木戸口陣営としては、小沢氏の影響力をフルに使った選挙戦で、自民新人に水をあけたい考えだ。

 

一方、2012年の民主党分裂、直後の衆院選で古巣・民主党と敵対するなど「剛腕」をふるった小沢氏と民進党との距離は、完全には縮まっていない。

候補者選定の段階でも、民進側の意向は通らなかった。妥協案を飲んだとは言え、民進からすれば「面白くなかった」はずだ。

しかし、支持率で心許ない民進からすれば、結果的に、「野党共闘」を推進する小沢氏と手を携える以外の選択肢はなかった。

今回の選挙で木戸口氏が当選すれば、一時は「崩壊」したとも言われた「小沢王国」の「復権」を印象付けられる。

13日には、小沢氏が岩手入りし、共闘する各党との連携を改めて確認した。

木戸口の党籍がある生活代表である小沢は13日に県内入りし、共闘する民進、共産、社民の県内組織、支援団体に足を運んで連携を再確認。19日には盛岡市内で野党4党の幹部がそろって街頭演説する予定で、戦いも本格化してきた。

(6/17 産経ニュース 「【参院選 決戦の構図】岩手 無投票知事選の“代理戦争”」より)

 

 

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対する自民新人の田中氏は、組織固めに奔走する。

自民党本部も、24年振りの議席奪還に向け熱を上げる中、2013年の参院選で田中氏と議席を争った平野達男参院議員(無所属)も支援を表明した。

平野氏が前回選挙で獲得した約24万の得票を考えれば、これほどありがたい支援はない。

直近の選挙で議席を争った田中氏の支援に回ることへの違和感は拭えず、「木戸口氏有利」との見方もあるが、平野氏の動きによっては、田中氏の勝利が見えてくる。

2015年夏の岩手県知事選では、平野氏が告示直前に立候補を取りやめたことにより、同氏を担いだ自民とのわだかまりが残っているとも言われるが、一部では、

自民党幹部から入党を打診されている

(4/27 河北新報 「<参院岩手>平野氏、自民入り検討」より)

との報道もある。

元々は「小沢グループ」の一員で、民主党政権下では復興大臣も務めた平野氏。

現在は無所属なだけに、自民との今後の関係についても注目される。

 

「王国復権」にむけた試金石となるか 小沢氏の算段は?

選挙自体は、全国複数の1人区と同じく、「無所属・野党統一候補」対「政権与党」の構図となっている岩手。

しかし、野党統一候補の木戸口氏は、「県民党」とも言われる「生活の党」の党籍を持つ「小沢派」。

無所属と言えど、実質的には「生活の党」の候補者だ。

岩手には全県を巻き込む大きな政策論争はないが、「県民党」対「政権与党」の対立軸は、「辺野古基地移設問題」で揺れる現在の沖縄(移設に反対する「オール沖縄」対「政権与党」)にも似ている。

共産党が呼びかけた「野党共闘」にいち早く乗った小沢氏。

「野党共闘」を旗印とした今回の参院選で「結果」が出た場合、次の衆院選でも、岩手民進は小沢氏に頼らざるを得なくなる。

そうなれば、再び「野党共闘」を題目として、小沢氏が岩手全県で「タクト」を振るう可能性もある。

小沢氏にとって今回の選挙は、「王国復権」のための試金石ともなりそうだ。

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