【参院選-青森-情勢速報】「自民王国」青森でも激戦 「八戸戦争」も絡み自民が危機感

      2016/07/07

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参院選-青森-情勢速報

改選1の青森選挙区。3人の候補者が立候補。

自民現職の山崎力(やまざき つとむ、69)氏と、衆院から鞍替えした民進新人・田名部匡代(たなぶ まさよ、46)氏による事実上の一騎打ちとなる。

幸福からは新人の三国佑貴(みくに ゆうき、31)氏が出馬する。

4選をめざす山崎氏も、野党統一候補・田名部氏に強い危機感

青森では衆参すべての選挙区で議席を独占する自民が、今までにない強い危機感を抱く。

田名部氏が、県内でも青森市に次ぐ大票田である地元・八戸市(衆院区割りで青森3区に該当)で高い知名度を誇ることなどが背景にある。

※ 県内市町村で有権者数第1位が青森市・約24万人、八戸市は2位の約19万人


【田名部氏のFacebookより 民進党・蓮舫代表代行も総決起集会に駆け付けた】

 

地元紙などでも、今回の選挙について「激戦」を予想している。

陣営幹部が重視するのは1、3区だ。6年前の参院選で返り咲いた山崎だが、当時は党幹事長で県連会長だった衆院議員・大島理森(3区)が陣営をけん引。しかし現在は衆院議長に就き、表立った活動はできない状況だ。3区は田名部の地元でもあり、厳しい戦いが予想される

神山幹事長は「八戸では『もう1人国会議員を出せて、政争もなくなるなら』というムードが盛り上がってきている」と指摘。「3区で減る分を2、4区でしっかりと補い、最後は(山崎氏の)地元1区で勝負」と情勢を分析する。

(6/22 陸奥新報「戦い前に-2016夏・参院選-」)

山崎氏は、青森市(衆院青森1区に該当)を地盤とする。

最も有権者数が多い青森市だが、都市部では浮動票が多く、その動きは読めない。

田名部陣営からすれば、八戸市で圧倒したうえで、青森市の無党派層に浸透、浮動票をものにできば勝機が見えてくる。

主戦場となる青森市では、両陣営の動きが活発となりそうだ。

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「八戸戦争」の終焉は、野党統一候補の当落にかかる

青森が生んだ自民の大物・衆院議長の大島理森氏(青森3区)は、非自民の結集軸であった田名部氏の父・匡省氏、そして娘の匡代氏と、地元・八戸市を二分する通称「八戸戦争」で、長年にわたり激しい政争を繰り広げてきた。

今回は、「野党統一候補」という形で「非自民」の枠が固まり、大同団結して匡代氏を推す。

地元・八戸市民も、田名部氏の参院への鞍替えを好意的に受け止め、市全体が田名部氏に流れる可能性が高い。

田名部氏の当落によっては、八戸市の特殊な政治状況が大きく変わる展望もある。

公示前の15日には安倍首相が街頭演説に入るなど、自民党本部が危機感を燃やす一方、民進党本部も「重点区」と位置付け、大物弁士を続々投入する。

「自民王国」青森での選挙戦は、今後、さらに熱を帯びる。

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