【参院選情勢速報】因縁の対決の青森。TPPに懸念の秋田。岩手は「小沢王国」のもつれを突破できるか。

      2016/07/08

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参院選2016・情勢予想(青森・秋田・岩手)

7月10日投開票(6月22日公示)が迫った2016年の野田市議補選。政治プレス新聞社では野田市議補選の候補者の情勢予想をお届けします。

【参院選情勢速報】宮城・福島は野党共闘優勢か。山形は総力戦の混戦模様。

青森選挙区-予想される候補者一覧

(1)山崎 力 候補(自民・現職)

(2)田名部 匡代 候補(民進・新人)

(3)三国 佑貴 候補(幸福・新人)

各候補者の論評

1人区の青森県選挙区。3人の候補者の中でも、自民の現職・山崎候補と民進の新人・田名部候補との因縁の対決が注目される。

民進から新人で出馬する田名部候補は、宮沢内閣で農水相を務めた田名部匡省氏を父に持つ。

匡省氏は山崎候補が1995年に初当選した際に、選挙参謀を務めた。現職の山崎候補にとっては、いわば「恩人」にあたる匡省氏の次女と争う因縁の対決になる。

週刊新潮によると、自民党関係者でも危機感を強める傾向もあり、「『田名部先生の娘さんが出るなら、若い政治家を育てる意味でも、応援していこうじゃないか』という雰囲気になっている」と評する者もいる(週刊新潮 '16.6.16)

時事通信によると、山崎候補はこの対決に危機感を強めており、企業や業界団体の推薦を取り付けるなど組織固めに懸命だ。(自民、議席死守に懸命=青森【参院選情勢】|時事通信)

田名部候補の気がかりとしては野党共闘の温度差が指摘できるだろう。米軍三沢基地や核燃料サイクル施設など、国策・国防の重要施設が林立する青森において、

原発反対・基地撤去を主張する共産に対し、一方で民進は労組が支持基盤で、原発関連施設で働く人も多く、一概に原発反対とは言いがたい。

因縁の対決は田名部候補に注目が集まるが、懸念材料もあり、山崎候補の選挙展開も注目される。幸福からは新人の三国候補が出馬する。

参議院選挙 青森県選挙区 開票速報 2016 当選落選結果

秋田選挙区-予想される候補者一覧

(1)石井 浩郎 候補(自民・現職)

(2)松浦 大悟 候補(民進・新人)

(3)西野 晃 候補(幸福・新人)

各候補者の論評:近年保守の強い秋田。自民は農家のTPP反発が懸念。

秋田選挙区は 現職で前知事の寺田典城氏はは出馬を否定。現職の石井候補、民心から出馬する新人の松浦候補、幸福の新人・西野候補の対決になりそうだ。

2010年選挙においては、石井候補は328,771票を獲得し、次点に10万票もの差をつけて勝利。また2013年参院選においても自民党候補が勝利し、近年の秋田は保守層の影響力が強さを増していることが窺える。

民進の松浦候補は県内放送局でアナウンサーを務めた。2007年民主党から出馬し、初当選。しかしながら2013年はあと一歩及ばなかった。2016年の選挙は、落選の雪辱を果たすものになる。

自民に風向きがあるとみられているが、河北新報によると、農業者が多い秋田において、TPPへの反発が懸念されている。県農協政治連盟も石井候補を推薦せず、今回は自主投票としている。

 安倍政権が取り組むTPPを巡り、石井氏は農業者の不安や反発が根強いと捉え、「直近の過去3回の国政選挙と比べ、党への追い風はない」と危機感を抱く。
<参院選秋田>自・民「農業票」奪い合い|河北新報

秋田は自民優勢が予想されるが、TPPなどの農業県にとって賛否が分かれる議論もあり、これからの情勢が注視される。

参議院選挙 秋田県選挙区 開票速報 2016 当選落選結果

岩手選挙区-予想される候補者一覧

(1)田中 真一 候補(自民・新人)

(2)石川 幹子 候補(幸福・新人)

(3)木戸口 英司 候補(無所属・新人)

各候補者の論評:自民、24年ぶりの参院議席奪還なるか 野党共闘は連携に不安も

1人が選出される岩手選挙区。24年ぶりの議席奪還に燃える自民から出馬する田中候補と小沢氏の生活の党を含んだ野党共闘が支援する木戸口候補の実質一騎打ちとなる。ただ、野党間の連携にはいくぶんか不安があるようだ。

自民党から出馬するのは元慶應義塾大学ラグビー部元監督の田中氏が出馬する。自民は過去24年岩手で参院の議席を取れていない。自民党は「小沢王国VS自民」を強く意識している。

河北新報によると、先月29日に盛岡市に入った石破茂地方創生担当相は「岩手で勝たなければ真に政権を奪還したことにはならない」と激を入れた(<参院選岩手>「小沢政治」巡り攻防が激化|河北新報)。

一方の野党共闘は、木戸口候補が候補者に決まるまで紆余曲折があったようだ。当初、生活の党の現職の主濱了氏が出馬予定だったが、家族の介護問題で出馬を断念。主濱氏の後継者として推されたのが木戸口氏だった。

週刊新潮によると、民進党の衆院議員らからは、木戸口候補が小沢氏の元秘書であることから、出馬について反発も起こったという(週刊新潮 '16.6.16)

同様の内容は毎日新聞も報じており、民進党岩手県連幹部は「苦渋の決断だ」とし、民進側は「準備期間が短い中、(木戸口氏では)不安がある」と発言したとされる(野党4党、統一候補に木戸口氏 民進が生活に譲歩/岩手|毎日新聞)

野党統一で臨む今回の選挙だが、岩手においては各党の間での連携は少し心もとない。自民はこの対決で、24年来の雪辱を果たせるかが注目される。

幸福からは新人の石川氏が出馬する。

参議院選挙 岩手県選挙区 開票速報 2016 当選落選結果

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