【特集】「野党共闘」を検証する ‐ 共産党山形県委員会 ‐ (下)

      2017/01/06

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衆院選で「本気の共闘」は実現できるか 山形で「1つは共産党から野党統一候補を出したい」

(「野党共闘」を呼びかけるロゴ。出典:https://twitter.com/party_unite)

(「野党共闘」を呼びかけるロゴ。出典:https://twitter.com/party_unite)

 

これは志位委員長も述べていることですが、次の衆院選に向けては、

①「豊かで魅力ある共通公約」

②「本格的な相互協力、相互支援の共闘の実現」

③「政権問題で前向きな合意をつくること」

この3つが重要になります。

 

特に②について言うと、山形県内では、一方的に候補者を降ろすことはしない。

共産党では、衆院山形の3選挙区において既に候補者を擁立していますが(今年5月26日に記者会見にて発表)、この3つの点をしっかり議論して詰めて、その上で総選挙での選挙協力を進めていく、ということです。

これは、「本気の共闘」をやるために、必要不可欠な作業です。

野党共闘という意味では、3つ全ての選挙区で可能性があると思っています。

 

我々が「一方的に降ろさない」と言っているのは、「ギブアンドテイク」を意識してのことです。

現状で言えば、直近の国政選挙において各党が獲得した比例票に応じて、295ある選挙区を案分する、ということが基本になるのではないか、というスタンスです。

仮に民進党と共産党だけを比べれば、民進党が約1200万、我が党が約600万、だから「2対1」になるわけです。

もちろん、社民党、自由党も含めれば、案分は変わってきます。

しかし、「2対1」で単純に考えた時に、山形で3つの選挙区がある中で、1つは共産党から野党統一候補を出したい、そういう考えはあります。

 

どの選挙区が「出しやすいか」ということは別として、各選挙区の客観的な状況を見ていく必要があると思います。

例えば2区は、野党共闘の側にいる、民進党県連会長である近藤洋介氏が、現職議員としているわけです。

それから3区の場合には、前回の総選挙で落選しましたが、最も野党と市民の側に近いと考えている阿部寿一氏(元衆院議員)が有力です。

1区で言えば、現職の自民党・遠藤利明氏との戦いにおいては、民進党の候補も遠藤氏とはまだ大きな差がある、共産党の候補者も同様です。

言ってみれば、民進党の側にも有力な候補がいるのか、という観点で見た場合、まだまだこれからの議論、調整になるでしょう。

そういった状況を見ながら、「全選挙区での野党共闘」「ギブアンドテイク」を考えた時に、どういう協議をし、どういう結論になるのか。

 

同時に、選挙区における候補者調整は、全国的な基準、判断が基礎となるべきものです。

中央レベルでどのような話に落ち着くのか。

中央と地方で同時並行で協議をやって、地方の話し合いの状況を踏まえて、最終的には中央で決める、という流れになるでしょう。

衆院選に向けた野党間の協議はこれからになりますが、2月19日の党首合意を踏まえれば、しかるべき時期が来たら、当然、協議をすることになると思っています。

 

(完)

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