ランニング中にスズメバチが…。スポーツの秋、マラソン大会に大切なことって?

   

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第18回山の村だいこんマラソン

第18回山の村だいこんマラソン

岐阜県飛驒市で11日、地元などの実行委員会が主催する「第18回山の村だいこんマラソン」のレース中に、参加者ら115人がスズメバチに刺される事故があった。

11日午前10時20分ごろ、ハーフマラソンのスタートから約7キロ地点にある林道の橋の上を走っていた参加者が、キイロスズメバチとみられる蜂に刺された。

橋の下には蜂の巣があったとされており、主催者は蜂に刺された参加者の一部をバスで救護テントに運び、患部を冷やすなどの処置が行われた。115名はいずれも軽傷だった。

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命にもかかわるマラソン大会中のトラブル

ランニングブームに沸く日本。シューズと場所があるだけですぐに運動を始められる手軽さが魅力だ。

ランニングブームの昨今は、マラソン大会で地域おこしを行っているまちも多いのではないだろうか。

死にも至るハチのアナフィラキシーショック

キイロスズメバチ マラソン

(出典:http://gaichukujosha.com/)

スズメバチは攻撃性が非常に高く、巣の近くを通っただけで攻撃されることもある。また、秋口は繁殖期にあたり、幼虫を守るために特に攻撃性が高まる。

アナフィラキシーによって、血圧の低下や意識障害などを引き起こし、場合によっては生命を脅かす危険な状態になることもある。

この生命に危険な状態をアナフィラキシーショックといい、場合によっては死に至ることも珍しくない。

心肺停止のおそれも

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また、普段慣れない長距離を走ることによって、心肺機能に身体が耐え切れないほどの負荷がかかり、心肺停止状態に陥ることもしばしばある。

5分以上処置できなかった場合は後遺症が残る可能性が高くなるとされている。

心肺停止のほかには、運動の発汗による低体温症や脱水症状などが挙げられる。低体温症や脱水症状も死につながることがあり、注意が必要だ。

楽しいマラソン大会を行うには、何が大切?

当日の万全な救助体制の整備

ランナーが安心して走れるように、各地域で行われるマラソン大会では救護所・健康相談所が設営されたり、多くの救護スタッフが沿道に配置されている。

万が一の事態があっても動じないように、当日は万全な救助体制の整備を行い、事故が起きてしまった後の迅速な対応につなげたい。

【参考】どうなってるの?東京マラソンの安全対策

35,000人もが参加する日本最大級のマラソン「東京マラソン」では、

モバイルAED隊と呼ばれる二人一組の自転車部隊が、コース上を約1.5km間隔で、マウンテンバイクに乗り、

AEDなどの資器材を持って巡回する。44名ものチームで、全員が救急救命士の有資格者になっている。

参加者の意識を高める

市民参加型のマラソンでは、参加者は主催者に対して「万一の事故の場合には全て参加者個人の責任で処理する」といった旨を記した免責同意書の提出を求められることが多い。

参加者自身の自覚を高め、大会当日の体調が悪ければ出場を辞退することの必要性についての啓蒙として機能して、参加者の意識を高める効果が見込まれる。

主催者は、未然にこうした参加者の意識を高める呼び掛けを行い、当日までのリスクに備えることが大切なのではないだろうか。

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