荒浜、閖上等で追悼集会[写真と動画で偲ぶ東日本大震災6年]

   

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11日-東日本大震災の発災から6年目の今日、宮城県内の被災地では各地で合同慰霊集会、追悼イベントが開催された。

高さ8メートル近い津波に襲われ、地域が瓦礫となった名取市閖上地区ではこの日、発災の14:46に合わせ合同慰霊集会が開かれ、多くの遺族と関係者が集まった。集会では、発災の時刻に合わせ参列者が一同黙とうをささげたのち、数十個のそれぞれの祈りを込めたメッセージが書かれた、色とりどりの風船が空に放たれ、犠牲者への想い想いの祈りを捧げる姿が見られた。

名取市閖上の日和山は、街を見渡せる小高い丘だった。震災後は鎮魂と祈りを込めた慰霊碑が立ち並び、遺族たちの心の拠り所になっている。

名取市閖上の日和山は、街を見渡せる小高い丘だった。震災後は鎮魂と祈りを込めた慰霊碑が立ち並び、遺族たちの心の拠り所になっている。

色とりどりの数十にのぼる風船が空に舞い上がり、参列者たちは犠牲者への想いを馳せた。

色とりどりの数十にのぼる風船が空に舞い上がり、参列者たちは犠牲者への想いを馳せた。

 

一方、発災後「数百にのぼる遺体が、海岸に打ち寄せられている」という報道でその被害の甚大さが記憶された、仙台市若林区の荒浜地区では、街が壊滅する中、避難した200数十名全員が難を逃れた地区の小学校、荒浜小学校で地元有志らによる追悼イベントが行われた。

荒浜小学校は震災遺構として4月末から一般公開される予定だが、内部の一般公開と追悼コンサートに多くの人が足を運び、震災の爪痕の深さに改めて驚きと深い感慨にふける姿が見られた。

今年4月下旬より一般公開される荒浜小学校。震災時は地域の人々の拠り所となった。

今年4月下旬より一般公開される荒浜小学校。震災時は地域の人々の拠り所となった。

校舎のベランダのひしゃげた手すりは、震災時をそのままに、津波の圧倒的な力を今もうかがわせる。

校舎のベランダのひしゃげた手すりは、震災時をそのままに、津波の圧倒的な力を今もうかがわせる。

教室には、住民が避難してから失われた街の唯一のランドマークとして残った小学校への親しみと、地域へのめいめいの思いが黒板を狭しと書き残されている。

教室には、住民が避難してから失われた街の唯一のランドマークとして残った小学校への親しみと、地域へのめいめいの思いが黒板を狭しと書き残されている。

警察庁の発表によると、東日本大震災での死者は15,893名、未だ行方が分かっていない人は2,553名。

未だに避難生活を送る人たちは全国で12万人余と、復興へは道半ば。特に被害の甚大だった岩手、宮城、福島県の3県では各議会で新年度予算も編成され、4月より新たな復興計画が進められる。

特集:空から見た被災地-荒浜、閖上地区

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