もんじゅの廃炉が決定…「人為的なミス」今後防げるか

   

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もんじゅ

政府は21日、福井県敦賀市にある日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」の廃炉を正式に決定した。

核燃料サイクル政策は維持し、もんじゅの代わりとなる高速炉の開発は継続する。原子力関係閣僚会議で決定した。

人為的な問題だった「もんじゅ」

原子力関係閣僚会議は、もんじゅの保守管理等に関する問題として

「①拙速な保全プログラムの導入、②脆弱な保全実施体制、③情報収集力・技術力・保守管理業務に係る全体管理能力の不足、④長期停止の影響、

⑤人材育成に係る問題、⑥社会的要請の変化への適応力の不足、⑦原子力機構の運営上の問題、⑧監督官庁等との関係の在り方」の8点を挙げている。

そして今後の核燃料サイクル政策の実施に当たっては

(イ)設計・建設時の縦割りを防ぐとともに、技術的に全体を掌握する幹事会社の特定が必要であること、

(ロ)原子力発電プラントに求められる保守管理を外部からの出向者等に頼らずとも確実に実施できる体制の構築が必要であること、

(ハ)高速炉の実現に向けた道筋が具体的になっていることが必要であること

の3つが必要であるとして、

「プロジェクトの「技術的な内容」に問題があったというよりむしろ、保全実施体制や人材育成、関係者の責任関係など「マネジメント」に様々な問題があった。」と結んでいる。

(「もんじゅ」の取扱いに関する政府方針(案)|内閣官房・原子力関係閣僚会議)

「マネジメント」のミスが数々の事故につながったもんじゅ。今後、核燃料サイクル政策の実施に当たって道を示していけるかが注目される。

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