アメリカの大統領選挙の仕組み

      2016/10/12

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アメリカ大統領選挙は11月18日に一般投票を行い、第45代アメリカ合衆国大統領が決まります。ヒラリー・クリントン候補者とドナルド・ジョン・トランプ候補者の、どちらが次期大統領になるのでしょうか?

そのアメリカの大統領選挙ですが、日本とは仕組みが異なります。

選挙の仕組みや単語、解かりづらい役割や流れについて説明致します。

アメリカの大統領選挙

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                       引用:wikipedia

※(大統領はホワイトハウスに居住し、そこで執務を行う)

 

選挙権アメリカ国籍者である。(永住権者には、権利がない)

18歳以上であることと、選挙人登録を行っていること。

アメリカで投票資格を得るには、自己申告をして選挙人名簿に登録をする。アメリカには住民基本台帳がないためだ。

この登録の時の登録用紙に 「 あなたはどの政党に所属しますか 」 という欄があり、そこに共和党あるいは民主党書くことによってそれぞれの選挙に参加できる。

被選挙権35歳以上である。

合衆国名で生まれた合衆国民(両親が米国籍であれば

合衆国外で生まれてもかまわない)であって、14年以上合衆国内に住んでいること。

大統領を連続して10年を超えて務めることが憲法修正第22条により禁止されている。

<例えば>

1期(4年)と2期を連続して大統領を務めた場合、3期目は禁止されている。この場合既に8年経っていて、3期目を務めると10年を越えてしまう。しかし大統領が病気になった場合など、1期目の途中からの昇格による就任や職務代行をして2年以下であれば、3期目も可能である。

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選挙人本選挙投票の時に票のとりまとめをする人。

  選挙権を有する者。
  米国大統領選挙で、各州での一般投票の結果に従って大統領候補に投票する人。全米に538人がいて、州ごとに人口に応じた数の選挙人が割り当てられている。大統領候補を出した政党は一般投票前に各州の選挙人人数分の名簿を決め、一般投票で勝った候補者の党が名簿全員を選挙人投票に送り込む。”

引用:コトバンク

 

 

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選挙人とは昔からのなごりで、交通機関などが発達していなかったとき馬車を持っている人や、とても体の丈夫な人など、その土地の名士が地区を代表してワシントンに投票しに行ったそうです。

票の取りまとめ役を、選挙人といいます。

 

 

【選挙の流れ】

 

出馬表明各党の立候補者が、出馬表明をする。

民主党(みんしゅとう)と共和党(きょうわとう)という2つの大きな政党があり、議員はほぼどちらかに属している。

 

予備選挙または党員集会

州・党によってどちらの方法をとるか決める。 両方実施する州もある。

予備選挙党に登録した有権者が選挙で代議員を決める方法。

選挙区ごとに、投票によって代議員を選び、立候補者のうち、誰を党の代表(選挙区の代表)にするかを選出する。

党員集会: 党の代表をどの代議員にするかを決める方法。

代議員の票を一番多く得た候補者が党の代表となる。投票区→郡→連邦下院選挙区→州と、各党員集会の段階を追って、全国党大会に参加できる代表を選出する。

 

②-1 スーパーチューズデイ(決戦の金曜日)

大統領選挙がある年の2月または3月初旬の一つの火曜日

 

大統領選挙のための予備選もしくは党員集会が、最も多くの州で行われる火曜日

この言葉が最初に使われたのは1980年。この時は、アラバマ州、フロリダ州、ジョージア州で同じ日に大統領予備選挙が行われた。

 

関連スーパーデリゲート(特別代議員)

・民主党議員である

・その州選出の議員や州知事、党を支える主要な活動家たち。

・党の全国大会で、予備選挙や党員集会の結果とは別に、支持する候補者に1票を入れられる。

地元に長く貢献していたり、知名度がある知事さんなど。

公選を経ない代議員。上下両院の民主党所属議員およびその指名する者で構成。

引用:コトバンク

 

<例えば>

今年の大統領選でいうと、ニューハンプシャーの予備選では。バーニー・サンダース氏が60%の票を獲得し、38%の

ヒラリー・クリントン氏を大差で上回りました。

しかし、全国党大会では、両者はほぼ同数の

代議員数を獲得した。

これは、スーパーデリゲート(特別代議員)の多くがクリントン氏を支持したためだ。

②-2 党代表の立候補者による、公開テレビ討論

 

一般選挙  有権者が選挙人への投票する。

立候補者は、獲得した選挙人の多いほうが大統領になれる。選挙人の数は全部合わせると538、つまり過半数の270以上を獲得すれば、大統領に選ばれる。

 

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州単位で実施され、各党の大統領候補者と、彼を支持する一群の大統領選挙人団の名前がセットで印刷されている用紙に、一般有権者が○をつけ投票する方法が一般的だが、実際の投票では大統領選挙人の名前は記載されず、大統領候補者の名前を直接マークがほとんどである。投票数の多いほうが、選挙人を獲得する。

引用:アメリカ大統領はこうして選ばれるTERUO MATUBARA

 

 

関連:勝者総取り方式

勝った党が負けた党の選挙人数をもらうことになる。カリフォルニア州など大半の州が採用している。

 

<例えば>

勝ちの党 27人 : 23人 負けの党  のとき

勝った党は、勝ちの党の選挙人を50人を総取りできる。

 

【実際にこんなことも】

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2000年の大統領選挙です。

民主党のアル・ゴア候補が5099万票、共和党のジョージ・ブッシュ候補が、5045万票。ゴア候補が54万票あまり上回りました。

ゴア氏   5099万票  選挙人266人  選挙人一人当たり約19.1万票

ブッシュ氏 5045万票  選挙人271人  選挙人一人当たり約18.6万票

選挙人1人当り0.5万票少なかったブッシュ氏の方が選挙人の数は5人多かった為、ブッシュ氏の勝利になった。ねじれ当選であった。

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