【参院選-宮崎-情勢速報】自民現職が優勢 県連内軋轢も影響は限定的か

      2016/07/07

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参院選-宮崎-情勢速報

改選1の宮崎選挙区では、自民現職の松下新平(まつした しんぺい、49)氏、無所属新人の読谷山洋司(よみやま ようじ、52)氏、幸福新人の河野一郎(こうの いちろう、56)氏の3人が出馬。

選挙戦は、3期目を狙う現職の自民・松下氏と「無所属の野党統一候補」読谷山氏による事実上の一騎打ちとなる。

 6年越しの戦い 元総務官僚の読谷山氏と現職の「因縁の対決」

今回、野党統一候補となった読谷山氏は、2010年の参院選で自民党の公募に応募し、宮崎選挙区の自民公認候補の座を、現職の松下氏と争った経緯がある。

結果、松下氏が公認を勝ち取り、約30万票を獲得しての圧勝。次点の民主候補は約17万票で、ダブルスコアに近い数字だった。

 

読谷山氏は平成22年の参院選で、自民党の公募に手を挙げ、公認の座を松下氏と最後まで争った。
(6/23 産経ニュース「【2016参院選】宮崎選挙区 6年越し因縁対決」より)

読谷山氏は東京大学経済学部卒。旧自治省(現総務省)に入り、地域経済振興などに携わってきた。

自治体への出向経験も豊富で、愛媛県総務部長、岡山市副市長などを務めた「地域行政のプロ」。内閣官房参事官の経験もある。

読谷山氏は、2013年の参院選でも自民公認に応募したが、こちらも長嶺誠氏(自民党参院議員)に敗れており、今回は6年ぶりの「因縁の対決」となりそうだ。

3選をめざす自民現職に対し、野党統一候補となった読谷山氏が肉薄できるか。

反自民票の取り込みほか、都市部での無党派層への浸透が課題となる。

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 「現職有利」の情勢も、自民党宮崎県連が抱える「身内の争い」の影響は

3選を目指す自民現職・松下氏。

2010、2013年と自民候補が圧勝した「保守王国」宮崎で、今回も手堅い選挙戦を展開する。

3選を目指す松下が自民支持層の7割強を固め大きくリード。幅広い年代の支持を集める。公明の推薦を受けたほかTPP合意を巡り動向が注目されていた県内最大の政治団体でJAグループの「県農民連盟」の推薦も取り付けた。

(6/24 日本経済新聞「2016 参院選の情勢」より)

一方、歴史的に県連内での軋轢を抱える宮崎。

自民党宮崎県連内では、当選10回を誇った故・江藤隆美氏(元自民党衆院議員、運輸大臣などを歴任)を領袖とする「江藤派」と、こちらも自民参院の大物であった上杉光弘氏(元自民党参院議員、自治大臣などを歴任)を領袖とする「上杉派」との間で、長年にわたる対立があり、国政選挙や知事選などでは党内で「分裂選挙」が繰り返されてきた経緯がある。

今回出馬する現職・松下氏も、その対立による影響を受けた議員のうちのひとりだ。

2004年の参院選で初当選した松下氏だが、その際は無所属での出馬だった。

松下氏は当時、先の長嶺誠氏の父・基氏(元自民党参院議員、「江藤派」と言われる)の公設秘書を務めていたが、基氏と上杉光弘氏との「対立」を背景に、上杉氏の対抗馬として擁立されたのだ。

選挙戦で基氏は、自民党公認候補であった上杉光弘氏を支援せずに、自身の息がかかった松下氏を熱烈に応援。

結果、「江藤派」や民主党(当時)などの支援を受けた松下氏が、僅差で上杉氏を下すという異常事態となった。

県連内での「身内の争い」の中から参院議員となった松下氏。

「現職有利」の情勢ではあるが、3選に向け県連が一枚岩になれるかどうかも注目される。

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