【参院選-佐賀-情勢速報】自民現職「農政協」の支援得られず不安を残す 民進候補は知名度アップが課題

      2016/07/07

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参院選-佐賀-情勢速報

改選1の佐賀選挙区では、自民現職の福岡資麿(ふくおか たかまろ、43)氏、民進元職の中村哲治(なかむら てつじ、44)氏、幸福新人の中島徹(なかしま とおる、42)氏の3人が出馬する。

選挙戦は、福岡氏と中村氏の事実上の一騎打ちとなる。

 2期目を狙う自民現職 有力支持団体の支援得られず、不安も

連続当選を目指す福岡氏。

初当選した2010年の参院選では、約25万票を獲得。次点の民主候補に10万票以上の差を付ける圧勝だった。

再選を目指す福岡氏は組織票を固めるが、長年にわたり自民党の支持団体として影響力を行使してきた「佐賀県農政協議会」が、今回の参院選で「自主投票」を決定。

政府によるTPP大筋合意などへの反発が背景にある。

JAグループ佐賀の政治団体「佐賀県農政協議会」(中野吉實会長)は13日、参院選佐賀選挙区(改選数1)で、自民党現職の福岡資麿氏(43)と民進党元職の中村哲治氏(44)のどちらも推薦せず、「自主投票」とすることを決めた。

選挙後に批准に向けたTPPの議論再開を見据え、「『自民党議員だから賛成』では筋が通らない。首相ではなく、国民から選ばれた代表であることを自覚してほしい」とけん制した。

(6/14 佐賀新聞 「佐賀県農政協は自主投票」より)

不安要素が残しながら、選挙戦に突入することとなった。

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 「国替え」の民進元職 知名度不足が懸念

一方、「野党統一候補」となった民進元職の中村氏。

民進佐賀では候補者選定に難航し、今年5月初旬にようやく決まったが、現職福岡氏に比べて出遅れた感が強い。

また、中村氏は奈良出身で、衆院2期、参院1期の実績があるが、いずれも地元・奈良、若しくは比例近畿ブロックでの選出だ。

佐賀での知名度は低く、大きな課題となっている。

他紙も、

中村氏は出馬表明が5月と出遅れており、手探り状態だ。「21世紀の日本をこの佐賀からつくりましょう」と訴えたが、参院奈良選挙区からの“国替え”であり、知名度不足は否めない。
(6/23 産経ニュース「【2016参院選】佐賀選挙区 先行自民を追う民進」より)

と報じる。

また全国32ある1人区のうち、「野党共闘」の成立が最も遅れたのが佐賀だ。

民進側が共産との共闘に対する支持者の反発を考慮し、5月の末まで話がまとまらなかった。

全国で続々と「野党共闘」が進む中、旗振り役となった共産を「やきもき」させる結果となった。

告示日22日の中村氏の第一声では、

中村候補は市内のホテルで出発式に臨み「安倍政権を打倒する」と声を高めた。市民団体を挟んで共闘する共産党の関係者も含めた約150人が出席した。

(6/23 西日本新聞 「3氏 雨中で第一声」より)

との報道があり、共産も交えた形をなんとか作れたが、民進と共産の微妙な距離感もうかがえる。

選挙情勢について、地元紙は、

3人が立候補した佐賀選挙区(改選数1)の序盤情勢は、組織力と知名度で勝る自民党現職の福岡資麿候補(43)が先行、民進党元職の中村哲治候補(44)は出馬の出遅れと知名度不足が響いて伸び悩む。
(6/24 佐賀新聞 「福岡氏が先行、中村氏(民進)伸び悩む 佐賀選挙区=参院選2016=」より)

と現職有利の情勢と見る。

オスプレイ佐賀空港配備や玄海原発の再稼働問題など、国政に絡む課題を抱える佐賀。

「保守王国」九州を維持したい自民にとっては、取りこぼしが許されない選挙区のひとつとなっている。

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