【参院選-沖縄-情勢速報】現職大臣に革新のエースが挑む 激戦必至の注目選挙区

      2016/07/07

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参院選-沖縄-情勢速報

改選1の沖縄選挙区。3人の候補者が立候補。

自民現職の島尻 安伊子(しまじり あいこ、51)氏、無所属新人の伊波 洋一(いは よういち、64)氏による事実上の一騎打ちとなる。

幸福からは、新人の金城 竜郎(きんじょう たつろう、52)氏が出馬する。

全国でも最注目の選挙区 那覇市、沖縄市、宜野湾市で激しい選挙戦に

沖縄担当相の島尻氏の当落に、強い危機感を募らせている与党・自民党。

6月5日の県議選で27議席を獲得した「オール沖縄」勢が支援する革新のエース・伊波氏は、初めての国政への初挑戦となる。

両陣営の選挙戦略について、地元紙は、

<島尻陣営>

 自民公認現職の島尻安伊子氏は、公明の推薦を受け、比例代表の公明公認候補と政策協定を締結。自公でセット当選を目指す。

 那覇市内に選挙事務所の本部を設け、沖縄市や宜野湾市、南城市など県内全域で約20支部を開設。保守系首長や県議らとも連携し、支持拡大に努める。

(6/22 沖縄タイムス 「【参院沖縄選挙区】島尻氏vs伊波氏、全県で総力戦」より)

<伊波陣営>

 県議選後に県議の事務所を中心に、各市町村で選挙事務所の設置を進めてきた。21日までに29市町村に事務所の設置を決定した。残りの町村は連絡員などを配置し、地域で連携しながら全県態勢で臨む。

那覇に加えて名護市、宜野湾市を重点地区として中心となる事務所を設置。今後は300人規模の街頭演説やミニ集会などで各地域を回り、支持を訴える。

(6/22 沖縄タイムス 「【参院沖縄選挙区】島尻氏vs伊波氏、全県で総力戦」より)

と分析。

両陣営、全県で選挙事務所を開設し、特に「那覇市」「沖縄市」「宜野湾市」が主戦場となる。

都市部では、激しい選挙戦が展開されそうだ。

島尻氏は経済政策、伊波氏は基地問題 スタンスの違い鮮明に

22日の告示日、各陣営が出陣式を開いた。

第一声では、島尻氏が経済政策、伊波氏が基地問題と、両候補の主張の違いが鮮明となった。

<島尻陣営>

全国最悪とも言われる沖縄の子供の貧困率に触れ「もっともっと沖縄の経済をアクセルを踏んで強めていくことが大事だ」と声を張り上げた。沖縄の大きな選挙は「基地か経済かの二者択一に引っ張られる傾向がある」とも語り、基地問題には踏み込まなかった。

(6/22 日本経済新聞 「基地に揺れる沖縄「県民の声届けて」 参院選公示」より)

 

<伊波陣営>

「辺野古新基地の断念、普天間基地の全面返還とオスプレイ配備の撤回という3つの県民の思いの実現を掲げる」と主張。

(6/22 日本経済新聞 「基地に揺れる沖縄「県民の声届けて」 参院選公示」より)

5月、うるま市で発生した米軍関係者による女性遺体遺棄事件により、県全体で反基地感情が高まるにつれ、島尻氏への「逆風」が強まったと見られる。

与党・自民党としては、米軍関係者による事件の再発防止策を県民に広く訴える一方で、「基地問題」の争点化は避けたいところだ。

伊波陣営が「基地問題」を大きく取り上げて争点化を狙う一方、島尻陣営としては、政府の経済政策による「成果」と今後の展望を示し、与党の強みを活かした選挙戦を進められるかどうかが注目される。

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日米地位協定の改定には双方が前向き 具体化が課題

在日米軍関係者が日本国内で犯罪を犯した場合に日本の法令が適用されず、「(大使館など)駐在公館並みの治外法権」との批判がある「日米地位協定」に対する両候補のスタンスとして、地元紙は、

「日米地位協定では双方が抜本的改定を要求」

(6/21 琉球新報 「島尻氏、伊波氏、辺野古問題で違い鮮明 参院選立候補予定者座談会」より)

する立場であると報じている。

さらに、島尻氏については、

日米地位協定の改定は「沖縄に住む者として譲れない。閣僚の一人としても声を上げたい」と語った。

(6/22 沖縄タイムス「参院選沖縄:島尻安伊子氏が政策発表 基地負担の軽減へ尽力」より

と報じられており、この問題に関して言えば、両候補の主張に差異は見られない。

うるま市の事件で、改めて「日米地位協定」の問題が浮かび上がった沖縄。

特に、現職閣僚である島尻氏に対しては、今後、同種の事件が発生した場合の具体的な対応を示すことへの期待もある。

それが「逆風」を跳ね返す解決策ともなり得るが、日米国家間でも問題でもあり、改定への道のりは遠い。

島尻氏、伊波氏のどちらが当選しても、米軍関係者による事件への対応は、避けて通れない課題となるだろう。

 

県選管よる沖縄県の有権者数は、21日現在、18、19歳を含め115万5811人。

115万の県民がどちらの候補を「沖縄の代表」として選ぶのか、選挙戦はまだ始まったばかりだ。

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