【参院選情勢速報】沖縄に与党が危機感 現職大臣・島尻氏の当落が焦点

      2016/07/08

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参院選2016・情勢予想(沖縄選挙区)

7月10日投開票(6月22日公示)が迫った第24回参議院選挙。政治プレス新聞社では、参院選の候補者の顔ぶれ、情勢予想をお届けします。

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沖縄選挙区(改選1)-予想される候補者一覧

(1)島尻 安伊子(自民・現職、51

(2)伊波 洋一(無所属・新人、64)

(3)金城 竜郎(幸福・新人、52)

現職閣僚・島尻氏の当落が焦点 「オール沖縄」伊波氏と事実上の一騎打ち

1人区の沖縄では、自民の現職閣僚・島尻氏(沖縄担当相、宮城県仙台市出身)、「オール沖縄」が支援する新人の伊波氏(元宜野湾市長、宜野湾市出身)、幸福新人の金城氏(幸福実現党県本部副代表、那覇市出身)の3氏が立候補。

選挙は、島尻氏と伊波氏の「事実上の」一騎打ちとなる見通しで、島尻氏の当落が焦点となっている。

6月5日に投開票となった沖縄県議選では、「オール沖縄」の顔である翁長知事を支持する「与党系」の県議が過半数以上を獲得し、県議会での安定を手に入れた。

これら与党系の県議が「オール沖縄」として伊波氏の支援に回る。

島尻氏にとっては厳しい情勢だ。

うるま市の事件による反基地感情の高まり 「オール沖縄」の勢い止まらず

自公の不安材料は、県外移設要求から辺野古移設容認へと変わった島尻氏への逆風と、やはり「オール沖縄」の勢いが止まらないことだろう。

5月、うるま市で米軍関係者による女性遺体遺棄事件が発生。その余波は県全体に拡がり、今も尾を引いている。

県議選では、反基地感情の高まりに比例するように、「反基地」を訴える「オール沖縄」候補(与党系)が軒並み票を伸ばした。

ここ最近の選挙で、自公が強さを見せたのは、自民・公明推薦の保守系候補・佐喜真氏(現市長)が当選した今年1月の宜野湾市長選。

一部では、「オール沖縄の終焉か」とも言われた同市長選だが、結果として「オール沖縄」は「終焉」せずに県議選で勝利。自民は、その勢いを止めることができなかった。

島尻氏は、県議選でさらに勢いを増した「オール沖縄」を相手に戦わなければならない。自民が不安感を抱くのは当然だ。

閣僚となった後も、公務で頻繁に沖縄に入れたことは幸いと言えるが、閣僚として基地移設を容認せざるを得ない状況を地元の有権者がどう判断するのかは、蓋を開けてみなければわからない。

国政への初挑戦 革新派のエース・伊波氏にかかる今回の重圧は大きい

一方の伊波氏。元宜野湾市長で、同市を地盤とする革新派の代表格だ。

国政への挑戦は、今回が初めてとなる。

県議選では、翁長知事とともに「オール沖縄」候補(与党系)を幅広く支援し、県議会での過半数獲得に貢献した。

また、地元・宜野湾市区では、定数3で保守2、革新1であったところ、今回の県議選で社民新人が当選し、保守1、革新2と保革逆転に成功。

参院選の「前哨戦」とも見れた沖縄県議選だが、結果的に伊波氏は、参院選に向けた足場固めに成功した。

2010年の沖縄県知事選、また2012年の宜野湾市長選ではいずれも保守系候補に敗北、最近の選挙では日の目を見ていない伊波氏。

2014年の衆院選で全4選挙区を独占した「オール沖縄」候補に続き、伊波氏が参院の議席を手にすることができれば、翁長県政はさらに盤石となる。

島尻氏と同様、伊波氏にかかる重圧は大きい。

県議選への影響を考え、基地移設推進を明言した島尻氏への推薦が未決定であった公明党は、6月14日に推薦を決定。

これで、「国政与党」対「沖縄県政与党」(オール沖縄)の構図が固まった。

全国でも最も注目される選挙区のひとつである沖縄。

選挙は、6月22日に告示を迎える。

 

 

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