【福岡6区補選-情勢分析】保守分裂。鳩山・蔵内両候補、公認なしでの出馬の可能性も。

   

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福岡6区・鳩山二郎氏事務所開きの様子(出典:Facebook)

鳩山二郎氏事務所開きの様子(出典:Facebook)

衆議院福岡6区補選は、先の3連休に麻生副総理ら自民党の重鎮が応援に入り、事実上の選挙戦に突入している。

激しい保守分裂選挙に野党で名乗りをあげているのは、民進党・新井富美子氏と共産党・小林解子氏の女性候補2名。

保守分裂で迎えた選挙に野党は食い込めるのか。選挙区では緊張感が増しつつある。本稿では保守候補の公認争いと、それを取り巻く野党共闘の状況について分析する。

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保守分裂 公認めぐる争いはいよいよ事実上の選挙戦へ突入

福岡6区 蔵内謙

(出典:蔵内氏Facebook)

衆議院福岡6区補欠選挙を巡り、保守系の2人が自民党の公認を争っている。

政権中枢にいる麻生氏が党公認候補が決まる前に、公の場で一方を支援する姿勢を鮮明にし、分裂選挙の可能性が強まった。

福岡6区は平成17年から鳩山邦夫氏が当選し、約10年間議席を維持してきた。今回出馬するのは、邦夫氏の次男で元大川市長の二郎氏。

対するは元議員秘書の蔵内謙氏。蔵内氏の父は、自民党福岡県連会長で、かつては福岡県議会の議長を務めた蔵内勇夫氏だ。

ここで福岡6区公認をめぐる争いを振り返ってみよう。

福岡6区・公認めぐる保守の争い

7月28日  邦夫氏が会長を務めた「きさらぎ会」の顧問に菅官房長官が就任。
7月29日  福岡県連が、蔵内氏の公認推薦決定。二郎氏は「立候補の旗は下ろさない」と報道機関に述べた。
8月1日  二郎氏が二階俊博幹事長(当時総務会長)に面会、出馬への意欲を伝える。
8月1日  「きさらぎ会」が「邦夫氏をしのぶ会」をひらく。菅官房長官も参列。
8月23日  古屋圭司選対委員長が蔵内氏に出馬辞退を要請。蔵内氏は、立候補の構えを崩さず。
8月26日  福岡県連が執行部会において、古屋圭司党選対委員長に対し、異議申入れを決定。
8月28日  二郎氏が事務所開き
8月31日  蔵内氏が事務所開き

7~8月末には、両候補には出馬取りやめの働きかけ、それにもかかわらず両候補とも立候補への意欲を見せており、

8月末には両候補とも事務所開きに踏み切っている。

今後の公認決定については混迷を極めている。安倍首相は17日、「早く公認を決定したいと思っている」と述べているものの、

(自民公認争い踏み絵迫られ 地元首長 腐心の「中立」 福岡6区補選|西日本新聞)

9月以降も福岡6区に関する動きは見られず、二郎氏と蔵内氏の公認をめぐる動きは、

勝った候補の追認という形もかなり現実味を帯びてきている。

野党共闘 民進は態度を明確にせず

蓮舫

(出典:民進党公式HP)

野党共闘の動きは、共産党が党を挙げて積極的な姿勢を示す反面、地元・福岡の民進党の動きは鈍い。

保守地盤の厚い選挙区での野党共闘は有効な手段だが、共産党との連携が有権者に与えるマイナスイメージをどう和らげるかが課題だ。

訴求力の高い民進党の蓮舫新代表は東京10区・福岡6区の方針について

「これまでの基本的な枠組みを維持しながら、どういう形ができるのか詰めたい」と述べるにとどめ、態度を明確にしていない。

(衆院補選で野党共闘維持=蓮舫氏・民進党|時事通信)

新しい選挙対策委員長に馬淵澄夫・元国土交通相を起用する方針。前執行部の方針の踏襲を重視しているとされ、

人事を固め、野党共闘への「軟着陸」をめざす見通しだ。

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