3/27投開票選挙の争点と見どころ(今週の選挙)

      2016/05/26

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福島県内12自治体同日選挙

注目はなんといっても、原発問題に揺れる福島県内においての12自治体同時選挙。

議会議員選挙については、どの自治体も定数に対し+10%前後の候補者数と比較的波乱の無い結果になるとみられる。一方柳津町、下郷町、矢吹町の3自治体では定数に対し4名を上回る候補者数と、激戦が予想される自治体もある。

矢吹町では除染作業に伴う補助金の不正が昨年発覚し、自治体・議会としての健全な運用と監視の要請が議員としての資質への注目が争点の一つになるとみられる。

その他都道府県では宮城県大和町議会議員選挙が同じく原発の指定廃棄物受け入れ問題で注目されている。指定廃棄物の受入れ路線を堅持していた村井宮城県知事が県内市町村長との非公開の懇談後、環境省に受入れ調査の白紙撤回を求める姿勢を明らかにしたためだ。

昨年の同県議会議員選挙では、村井知事主導の「受入れ賛成派」候補が軒並み圧倒的な苦戦を強いられたことから、親村井派の保守系候補には逆風、翻り左派反原発政策派は追い風を受けている。

全自治体に共通するのは、原発問題とそれに間接的に翻弄される過疎・少子高齢化問題である。被災地福島のこれからの4年間の復興の道筋を占う同時選挙として、27日の夜の結果は注目される。

地域活性化や少子高齢化対策では、全国的に手厚い出産一時金で有名になった矢祭町の行方も注目される。

「限られたリソースでユニークな街づくりを」という取り組みにおいては、岐阜県内の笠松町・池田町の選挙も見ものだ。ともに、独自の町おこしキャラクターでのイベント&街づくりに意欲的な市町村として注目を浴びている。

 

 

笠松町の公認マスコットキャラクター「かさまるくん」「かさまるちゃん」

笠松町の公認マスコットキャラクター「かさまるくん」「かさまるちゃん」

北上市、南陽市、豊前市議会と熊本県、徳島市、大府市首長選~参院選を占う前哨戦に

今週は、中規模自治体では3市議会の選挙か行われる。

人口9万余りの北上市議会議員選挙では、逼迫した争点は見当たらないものの、すでに夏の参院選に向けた前哨戦の趣もみられる。対する南陽、豊前市は人口3万前後と比較的小さい自治体ではあるが、備前市では今年に入り男性市議が長期休職の間も議員報酬を満額受け取っていたことが判明し、市民の間に疑義を呼んでおり、議員資質への関心の過熱が予想される。

とりわけ今週の選挙では最も有権者数の多い注目の首長選、熊本県知事選挙が注目だ。

立候補者全員が政党からの公認・推薦を求めない、という政局をにらんだ安全策をとったが、現職の蒲島氏に対し、与党自民党からは石破大臣が直接応援に駆け付けるなど異例の「厚遇」は事実上の自民一本支援と言える。

対する民主・維新・共産の反与党連合は足並みがそろわない。くしくも27日は民主維新の合流新生党「民進党」の結党大会が行われる。地方代理戦争とはいえ、敗戦からの大同団結スタートは避けたいところだ。

熊本県知事選挙など、有権者数の集中する選挙を除き、大勢は今夜未明までには本紙速報で順次更新してまいります。

 

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今週の選挙速報一覧

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