【参院選情勢速報】お膝元・三重では因縁の対決。奈良は混戦。滋賀・自民党内の「悩みのタネ」。なお攻め切れぬ「二階王国」和歌山。

      2016/07/08

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参院選2016・情勢予想(三重・滋賀・奈良・和歌山)

7月10日投開票(6月22日公示)が迫った第24回参議院選挙。政治プレス新聞社では第24回参議院選挙の候補者の顔ぶれや、情勢予想をお届けします。

【参院選情勢速報】負けられない京都、共産が猛追。自公対立の兵庫。維新の「城下町」大阪では、女性候補が台風の目。

三重選挙区-予想される候補者一覧

(1)山本 佐知子 候補(自民・新人)

(2)芝 博一 候補(民進・新人)

(3)野原 典子 候補(幸福・新人)

各候補者の論評

三重は民進・岡田克也代表のお膝元だ。絶対に負けられない闘いだが、野党統一候補となった現職の芝候補は難しい選挙展開を強いられる。

かつて「民主王国」と言われた三重県だが、現在県内の5つの小選挙区のうち3つが自民党議員が占めている。

また、現知事の鈴木英敬知事も自民党系で、民進党にとって厳しい展開が予想される。

また、今回出馬する自民の新人・山本候補と岡田候補は因縁のつながりがある。

山本候補の祖父が故・山本幸雄氏で、当時通産官僚だった岡田代表を後継とし、政界進出の足掛かりを与えた人物だ。

氏の逝去の際は「政治の世界で父親とも言うべき存在」と綴る。今回も複雑な心中での選挙戦となりそうだ。

中日新聞によると、岡田代表のお膝元の三重に、安倍首相も複数回来県する見通し。

(首相が複数回来県の見通し|中日新聞)

岡田代表のお膝元に自民・山本候補がどれほど切り込んでいくかが注目される。

参議院選挙 三重県選挙区 開票速報 2016 当選落選結果

滋賀選挙区-予想される候補者一覧

(1)小鑓 隆史 候補(自民・新人)

(2)林 久美子 候補(民進・現職)

(3)荒川 雅司 候補(幸福・新人)

各候補者の論評

野党統一候補は、民進党から出馬する現職の林候補だ。

自民党から出馬するのは新人の小鑓候補。2014年の知事選に出馬した経歴を持つ。

当時から今にかけて、滋賀の自民党で気がかりなのは、小鑓候補を支援する自民党県議の発言が元になってのトラブルが続けて起きている点だ。

知事選時に、小鑓候補を支援する自民党県議によるパワハラ事件があった。また、今年の春のセンバツ出場校・滋賀学園に対する「1回戦負けしろ」発言も取りざたされた。
(自民第3支部 パワハラを受けたとされる「女性市議を党紀委員会に!」|滋賀報知新聞、「1回戦負けしろ」滋賀学園に県議が暴言|毎日新聞)

いずれも6期のベテラン県議による発言である。49歳・中堅の小鑓候補は、現職の林候補への対抗策だけではなく、

党内の「歯にモノ着せぬ」ベテランとの調整能力も今回の選挙戦で問われていそうだ。

参議院選挙 滋賀県選挙区 開票速報 2016 当選落選結果

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奈良選挙区-予想される候補者一覧

(1)佐藤 啓 候補(自民・新人)

(2)前川 清成 候補(民進・現職)

(3)吉野 忠男 候補(お維・新人)

(4)田中 孝子 候補(幸福・新人)

各候補者の論評

1人区で4名の候補者の出馬と、混戦が予想される奈良選挙区。

2期の現職の民進・前川候補の議席の攻防で、激戦が繰り広げられる予想だ。

自民の新人・佐藤候補は元・総務省職員で、37歳の若さをアピール。3期をねらう現職・前川候補との差別化を図る。

また、大阪以外での浸透が課題になっているおおさか維新の会も、大経大教授・吉野忠男氏を候補として擁立し食い込みを狙う。

奈良は自民・民進・お維の3党が重視している選挙区の一つであり、6月に入ってから自民・安倍総裁、民進・枝野幹事長、お維・松井代表らも続々来県している。

幸福からは田中候補が出馬する。

37歳の若き候補に公選法違反の疑いの指摘 佐藤候補はどう対応するのか

37歳・新人と「若さ」をPRポイントにしている佐藤候補だが、クリーンなイメージを覆す指摘も浮上している。公選法違反の疑いだ。

(ボランティアへの報酬隠し 自民新人に公選法違反疑惑浮上|日刊ゲンダイ)

イメージダウンを免れないだけではなく、もしこれが真実であれば、法律に反する行為で処罰対象にもなりうる指摘。佐藤候補はどのような姿勢を見せるのかが、注目される。

参議院選挙 奈良県選挙区 開票速報 2016 当選落選結果

和歌山選挙区-予想される候補者一覧

(1)鶴保 庸介 候補(自民・現職)

(2)西本 篤 候補(幸福・新人)

(3)由良  登信 候補(無所属・新人)

各候補者の論評

「二階王国」和歌山には、自民党からは現職の鶴保候補が出馬する。野党統一候補は、無所属で新人の由良候補。

現職の鶴保候補は、もとは小沢一郎生活の党代表の秘書だったが、和歌山県出身のよしみで、自民党・二階氏の傘下に入った。

「二階王国」と称されることもある和歌山において、鶴保候補は前回2010年の選挙では次点に12万票もの差をつけて勝利した。

御坊市長選の長男敗退 「二階王国」にも陰り?

しかしながら、二階氏の影響力に陰りが垣間見える結果となる出来事があった。今年5月にあった和歌山県御坊市長選挙である。

同選挙には二階氏の長男が出馬。同市は二階氏の出身地であり、負けられない選挙だった。しかしながら、現職の市長に対して約3,500票もの差で敗北。

二階氏自らも選挙入りするなど、たいへん力を入れたにもかかわらず、想定外の結果となった。

二階王国の陰りもなお 民進党は野党連合との協調路線をとらず

しかしながら、和歌山において野党は協調路線を取らない方針だ。産経新聞の取材によると、民進党は由良候補の推薦を見送り。支持母体の連合和歌山の反発を受けて、自主投票となった。

(民進党和歌山県連、自主投票の方針 党員票どこへ|産経新聞)

「二階王国」に陰りが見えている状況ながらも、自民の地盤を倒すために一丸になることが難しい。この点に和歌山の野党陣営のウィークポイントが現れているのかもしれない。

参議院選挙 和歌山県選挙区 開票速報 2016 当選落選結果

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