【伊賀市長選-情勢分析】現職に2新人が挑む 地域医療の拡充、人口減への対策などが争点

      2016/11/14

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任期満了(20日)に伴う伊賀市長選は6日、告示された。

いずれも無所属で、元市議で新人の市川岳人氏(34、自民推薦、公明支持)、現職の岡本栄氏(65)、元県議で新人の森野真治氏(46)の3人が立候補。

夜間休日の救急搬送をはじめとする医療の充実や、深刻な人口減少への対応などが争点。

市が計画する市役所本庁の移転や、老朽化した現庁舎の対応にも注目される。

候補者の顔ぶれなどから、情勢を分析した。

 

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伊賀市とは?

伊賀市は、三重県北西部にある人口約9万人の市。

京都府、滋賀県、奈良県に接し、交通の要衝として栄えた。

市としては、2004年11月、市町村合併によって発足。

上野城などの観光資産が豊富で、伊賀忍者の里、また松尾芭蕉生誕の地としても有名で、外国人観光客が多く訪れる。

 

(伊賀市にある「上野城」。出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%8A%E8%B3%80%E5%B8%82)

(伊賀市にある「上野城」。出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%8A%E8%B3%80%E5%B8%82)

 

 

岡本栄(おかもと・さかえ)

(出典:http://www.city.iga.lg.jp/ctg/01050/01050.html)

(出典:http://www.city.iga.lg.jp/ctg/01050/01050.html)

2期目を目指す、現職の岡本氏。

地元出身で、早稲田大学卒業後、地方テレビ局に入社。アナウンサーを務める。

2012年の市長選に無所属で立候補し、初当選。この時は、前市長のスキャンダルなどがあり、新人同士の戦いだった。

市長就任後は、賛否が分かれていた市庁舎の移転問題への対応に追われた。

現在地での建て替えか、移転させるのかについての住民投票が不成立となるなどの事態もあったが、議会に庁舎移転の提案が出され、可決された。

岡本氏は、1期4年の実績として、市民病院の医師数増加など、医療体制の充実、また中学生以下の医療費や第3子以降の保育料の無料化などの実績を強調する。

1期目は、市庁舎移転の問題で終始し、市政が停滞した、との批判もあるだけに、今回の選挙では、転問題に区切りをつける方向性を明確にしたいところだ。

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市川岳人(いちかわ・がくと)

(出典:http://www.iwashinbun.co.jp/data/people/people-13/peaple03.html)

(出典:http://www.iwashinbun.co.jp/data/people/people-13/peaple03.html)

無所属・新人の市川氏。

今回、自民から推薦、公明から支持を得て、現職に挑む。

地元出身、慶應義塾大学経済学部を卒業後、市内にある寺院で僧侶を務めていた経歴もある。

2013年の市議選に出馬し、トップ当選。市議会では、自民党系の会派に所属していた。

争点となっている医療体制の拡充や、若年層の人口流出などを問題視し、「市政の刷新」を呼びかける。新庁舎については、経費縮減を前提とした建設を目指す。

 

森野真治(もりの・しんじ)

(出典:http://morino.plala.jp/shinji/kengikai.asp)

(出典:http://morino.plala.jp/shinji/kengikai.asp)

地元出身の森野氏。南山大学卒業後、上野市役所(現在の伊賀市役所)に入庁。

平成19年の三重県議選に出馬し、初当選。以来、県議を3期務めた。

豊富な行政経験を強調し、「市政改革」を呼びかける。

県議会で、救急医療体制にかかわる調査委員会に所属していた経験を活かし、「救急医療体制を伊賀市内で完結させる」ことなど、住民サービスの向上を訴える。

市政の継承か、刷新か 1期目の岡本市政に対する評価は・・・

庁舎移転問題で揺れた、岡本市政。

一方では、地域医療の充実、また医療費無料化の範囲拡大など、住民サービスの向上の面で一定の成果を上げた。

市川、森野の両氏は「市政の刷新」を掲げているが、伊賀市民が、1期目の岡本市政をどのように評価するかに尽きるだろう。

庁舎移転問題が二転三転したことで、住民の間には倦怠感、閉塞感が漂うだけに、同問題に限らず、スピード感を持った市政運営が求められそうだ。

 

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