【荒川区長選-情勢分析】現職と新人の一騎打ち 「可愛い」ラッピングカーも登場

   

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30日に告示を迎えた荒川区長選(11月6日投票、7日開票)。

いずれも無所属で、4選を目指す現職の西川太一郎市(74)と、新人で共産党荒川地区委員会副委員長の茂木正道氏(62)による一騎打ち。

選挙戦は、3期12年続いた西川区政への評価、保育行政などが争点となりそうだ。

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東京都荒川区とは?

荒川区(あらかわく)は、東京都北東部に位置する特別区。

今も東京・下町の雰囲気が漂う町並みを残すが、工場跡地を活用した大規模な再開発、また公園整備などが行われている。

荒川区西日暮里には、東京大学への合格者数が最も多いことで知られる私立・開成高校があるなど、全国から優秀な学生が集まる地でもある。

1936年、荒川区尾久で起きた阿部定事件(あべさだじけん)も有名だ。

 

日経BP社等で行われる全国自治体ランキングでは、行政サービス部門においてトップクラスにランクされることが多い。

2008年度は情報化分野および教育分野において、全国すべての市区町村で1位を獲得、子育て環境分野では全国2位となっている。

2015年度も、共働き子育てしやすい街ランキングで全国1位となるなど、23ある特別区の中でも、行政サービスの満足度が高い自治体と言える。

 

(日暮里から谷中銀座に向かう途中にある「夕やけだんだん」。昭和の香りを残すレトロな商店街も魅力の1つだ。 出典:http://guide.travel.co.jp/article/132/)

(日暮里から谷中銀座に向かう途中にある「夕やけだんだん」。猫が多いため、「夕やけにゃんにゃん」とも呼ばれる。昭和の香りを残すレトロな商店街も、荒川区の魅力の1つだ。
出典:http://guide.travel.co.jp/article/132/)

 

 

現職・西川氏 4期目に向けて優勢との見方も、自民幹部は「檄」

 

現職の西川太一郎氏は、今回、自民、民進、公明の推薦を受け、4期目に向けて盤石の構えだ。

過去には、東京都議会議員を4期、衆院議員を3期、第1次小泉改造内閣では経済産業副大臣を歴任。

現在、特別区区長会の会長を務める大物だ。

 

住民の幸福度を行政の目標にする自治体の連合体「幸せリーグ」を創設したり、災害に備えて赤いバケツを区内に配置したり。三期十二年の任期中には、さまざまなユニークなアイデアを実現してきた。

ノートを常に持ち歩き、思い付いたらその場ですぐに書き留める

(11/1 東京新聞「荒川区長選 候補者の横顔」より)

など、12年に渡って区政をリードしてきたアイディアマン。

前々回(約3万8千票、得票率・約72%)、前回(約3万8千票、得票率・約76%)と、他候補を寄せ付けない、圧倒的な戦いを見せてきた。

他紙では、

現職と新人の戦いとなる今回の荒川区長選挙は、現時点では自民党・民進党・公明党から推薦を受け、4選を目指す西川氏が一歩リードしているとの見方があります。

(11/2 選挙ドットコム「【荒川区長選挙】新人 茂木正道氏 VS 現職 西川太一郎氏」より)

と、序盤から西川氏が優勢との見方もある一方、

自民党の二階俊博幹事長は「選挙は油断した者が負ける。全力で西川さんを押し上げてください」と支持の拡大を求めた。

(10/31 毎日新聞「荒川区長選 告示 現新一騎打ちに 来月6日投票 /東京」

と、応援に駆け付けた自民党幹部は隙を見せない。

 

新人・茂木氏 共産党の躍進を糧に、現職にどこまで迫れるか

 

一方、新人で共産推薦の茂木正道氏。

選挙選では、共産党国会議員らが応援に掛け付け、消費税増税によって増収となった年間20億円を、「区民の暮らしのために」と訴える。

「非正規雇用者で介護をしている人もいる。介護の質を上げて、困っている人を減らしたい」

(11/2 朝日新聞「東京)荒川区長選候補者の横顔」より)

と、自身の介護経験から、介護負担の軽減に向けた具体的な政策も掲げる。

 

前回、前々回の区長選では、現職の西川氏が他候補を圧倒したが、今や共産党は、政界でも台風の目。

2013年6月の東京都議会議員選挙では、それまでの8議席から17議席に増やすという大躍進を遂げ、世間を驚かせた。

 

築地市場移転計画において発覚した「盛り土問題」でも、共産党都議団が存在感を見せている。

これまでとは違う情勢の中で戦われる今回の選挙。

共産党の全国的な躍進を糧に、茂木氏は現職にどこまで迫れるか。

 

投票率アップを呼びかける、可愛い「ラッピングカー」が登場

前回区長選で、過去最低を記録した投票率(31・66%)の向上を目指し、荒川区選挙管理委員会が、なんとも「可愛い」作戦に出た。

それは、都内では初めての試みという、投票を呼び掛ける選挙啓発ラッピングカーだ。

(出典:http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201611/CK2016110202000164.html)

(出典:http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201611/CK2016110202000164.html)

 

1人乗り電動自動車に、パネルを装着したというこの車。

住民からは「可愛い」と大好評で、投票率アップに一役買うことは間違いないが、投票率が上がることで得をするのは、現職か新人のどちらか。

 

投票は、11月6日午前7時から午後8時まで、区内32カ所の投票所で行われる。翌7日に荒川総合スポーツセンターで開票。

有権者数は、10月29日時点で、約16万8千人。

 

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