北海道&京都衆議院補選-情勢分析と予想

      2016/05/24

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主要紙分析では民進&共産連合健闘

選挙戦最終日の前夜、4/22の各紙の分析では与党優勢の安倍政権下選挙に陰りが落ちた。

毎日新聞はサンデー毎日4/24号で独自の分析を掲載した。北海道補選について

自民党幹部は「無党派に新たに食い込むのは無理。最後は組織力だが、厳しい戦いになる」と話す。

などの与野党の声を載せながら、和田氏優勢の危うさを指摘する。京都補選についても同様の論評だ。

関西地区のマスコミの世論調査では、民進党候補をおおさか維新候補が追う展開だ。維新幹部の一人は、「自民党支持層が来れば勝てる」と話すが、関西のテレビ報道関係者は「橋下徹氏が抜けたのはやはり大きい。全体的な政党支持で、おおさか維新の支持は一定程度あるが、ひところの勢いはない」とも分析する。

情勢を「民進・共産野党連合」の優勢と分析する。

日本経済新聞は独自世論調査を絡めた分析で、「北海道は自民優勢」と

日本経済新聞は4/17のオンライン版紙面で、独自の世論調査を絡め分析した。

与野党一騎打ちの北海道5区は自民党新人の和田義明氏がやや優勢。与党支持層を手堅く固めている。与党が擁立を見送った京都3区は民進党前職の泉健太氏が先行。両選挙区とも投票態度を決めていない回答者が3割前後おり、流動的な要素もある。(日経電子版 4/17)

京都3区での民進優勢は毎日と変わらないが、北海道5区では自民新人の和田氏の優勢を報じる。

朝日新聞では北海道は混戦模様「4割の浮動票の行方」

同じく朝日新聞は4/18の電子版で、16,17日の電話世論調査の結果から分析を掲載した。変わらず京都の民進の優勢は他紙と同様だが、北海道については明言を避ける形をとっている。

北海道5区は無所属新顔の池田真紀氏と自民新顔の和田義明氏が激しく競り合っている。京都3区は民進前職の泉健太氏が優勢だ。

経済情勢の不透明化などにより、態度を決めかねている有権者が増加しているとみられる。

本紙独自調査~インターネットアクセスとSNS波及度

本紙では北海道5区に絞り、インターネットとSNSにおける両者の優勢を多角的に計測した。

インターネットアクセス~池田候補が圧勝

両候補のウェブサイトへのアクセス流入数を、英国系分析機関と、米国のそれぞれ有力な2機関に於いて計測すると、池田候補が和田候補に比べ4~10倍の差をつけ圧勝の格好だ。

池田まき候補 和田よしあき候補
英国系機関分析(3月次アクセス数計測) 25,000PV 2,500PV
米国大手通信事業者研究所分析(4/22) 19,280位 83,330位

ウェブサイトへのアクセスは、選挙候補者について言えば「よく知っている人よりも、あまり対象を知らない場合に調べる」という側面が大きいことを加味すると、池田候補が「浮動票に対し、圧倒的にアピールを誇っている」という側面が見え隠れする。対して和田陣営は、浮動票に対するアピールにいまいち伸び悩みを隠せない現状だ。

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SNS(ソーシャルメディア)では和田氏健闘~組織力の自民の底力

対するSNSでは和田氏優勢の模様だ。比較的人と人との関係性を色濃く示すフェイスブックを分析した。

和田氏の「いいね」数は常に200~300台。池田氏のPR投稿の平均100前後に大きく水をあける。

注目すべきは「シェア」数である(シェア:関係者が候補者の情報をさらに、自分の友達に紹介する機能)。和田氏は数十から時に40台に上るシェア数を示すのに対し、池田氏は1/10前後と苦戦をしている。

和田氏の組織力支援の強さが見られる

和田氏の組織力支援の強さが見られる

伸び悩む池田氏

伸び悩む池田氏

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ともに浮動票が行方を大きく左右する結果になる可能性

以上分析より京都3区の民進リードは濃厚と見られるも、大阪維新旋風、「日本のこころ」の保守系支持者の広がりなど、浮動票の取り込み次第では雲行きが怪しくなる可能性が十分あると考えられる。

また、北海道5区については京都よりさらに熾烈な選挙戦で最終日を迎えそうだ。

今回の勝敗の如何にかかわらず、「経済・政治情勢によっては右にも左にも動く可能性のある【浮動票】」の風向きが読みにくい2016選挙シーズンのスタートである。

夏の参院選の後先を暗示するような前哨戦となりそうだ。

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