参院選-憲法改正与党2/3濃厚-主要各紙終盤世論調査で、朝日は依然見守る

      2016/07/07

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国内主要紙と通信社各社は、6日までに相次いで7/10投開票の第二十四回参議院選挙の終盤情勢について報じた。

各紙情勢分析に大きな差は無く、6日までに自民・公明の与党および、おおさか維新、日本のこころなどいわゆる「改憲勢力」(与党と共に憲法の改正に比較的積極的である勢力)の参議院での議席獲得は、非改選を含め2/3に迫る勢いと報じた。

民進党、カラーを示せず"一人負け"濃厚の情勢

毎日新聞は6日、共同通信社の世論調査と共に最終盤の情勢を報じた。毎日新聞によると

民進は、現職が出馬した1人区の岐阜や滋賀などで自民に先行を許した。前身の民主党が前回2013年に獲得した17議席は上回るが改選43議席を割り込み、30に届かない可能性が高い。(毎日 7/6)

と民進が今回の改選議席43から30近くまで大幅に議席を減らす可能性が高い、と分析した。

毎日新聞7/6の最終盤分析では民進の一人負けが濃厚になっているという分析となった。

毎日新聞7/6の最終盤分析では民進の一人負けが濃厚になっているという分析となった。

選挙区で3割、比例で2割は"態度未定"、比例18議席以上

一方、読売新聞は独自調査での最終盤の情勢調査を5日深夜に掲載した。

読売新聞は独自調査で同じく2/3に憲法改正勢力が迫る勢いを報じた。

読売新聞は独自調査で同じく2/3に憲法改正勢力が迫る勢いを報じた。

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それによると、

選挙区選で3割、比例選で2割の有権者が、投票する候補者や政党を挙げておらず、情勢はなお流動的な要素もある(読売 7/5)

と、いまだ3割の有権者が選挙区選で、比例では2割の有権者が態度を未定にしているデータが出た。

毎日新聞と同じく共同通信の世論調査データを主材料とした中国新聞によると

選挙区、比例代表でいずれも40%以上が投票先を「まだ決めていない」としており、十日の投開票までになお情勢が変わる可能性がある。(中国新聞 7/6)

と、態度未定は4割と報じており、読売独自調査では2/3議席獲得濃厚はさらに現実味を帯びた数字となっている。

また、読売新聞は民進党の苦戦に触れた上で同党岡田代表が次期代表選への出馬を賭けた三重選挙区についても

民進党は、選挙区選、比例選ともに伸び悩んでおり、改選議席(45)の獲得は非常に難しい情勢だ。同党の岡田代表が「(民進党候補が)敗れれば次の代表選に出馬しない」と発言した地元の三重選挙区は、自民党候補が追い上げ、横一線で競り合っている。(同紙 7/5)

と報じ岡田代表の進退まで厳しい情勢と伝えた。

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1人区を中心に自民5~10敗、比例で伸ばす結果か

時事通信は、各紙より一足早く3日の夜に終盤の情勢を報道したが、それによると

1人区は青森、宮城、福島、山梨、長野、三重、大分を除き、自民党に水をあけられている。複数区では北海道、東京、愛知で2議席目をうかがう。比例は13議席程度の見込み。(時事 7/3)

と、1人区では依然、民進・野党連合の勢いは大きいとし、他方民進は比例で伸び悩み13議席としている。

主要紙各紙でも分析はほぼ同じで、

  • -自民1人区を中心に5~10敗も、比例で巻き返し目標の61議席達成濃厚
  • -民進選挙区で微減も、比例で改選議席10前後を落とす
  • -共産、公明、おおさか維新、日本のこころ微増で着実に力を養う

という結果が濃厚となってきた。

朝日新聞は未だ、最終盤情勢未掲載で情勢を伺う報道を

主要紙の中で朝日新聞は、最終盤の情勢を未だ掲載せず、選挙情勢の個別報道に集中している姿勢を見せている。

各紙情勢報じる6日のこの日も、個別情勢報道に集中した。(朝日)

各紙情勢報じる6日のこの日も、個別情勢報道に集中した。(朝日)

改憲勢力2/3濃厚の各紙報道に、比較的左派寄りの報道姿勢を持つ同社は事態を引き続き慎重に見守る姿勢をとっていると見られる。

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