トランプ次期大統領セックス動画と一連のロシア密約疑惑-密告者失踪

   

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10日、米国の一部メディアで一斉に報道されたトランプ次期大統領がロシアで乱痴気騒ぎを起こした際に撮影されたとされる動画と、それがロシア政府側に弱みを握られる原因になっておりまた、「少なくとも5年前から、トランプ陣営関係者がロシア政府側と協力体制を持っていた」という報告書が明るみになった事について、BBCなど英国のメディアらは13日、一斉に詳細を報道し始め事実が次第に明らかになってきた。

35ページの匿名の報告書

10日米主要メディアが一斉に報じた「トランプ氏の不名誉な動画とロシアとの密約」を示唆する報告書原本

10日米主要メディアが一斉に報じた「トランプ氏の不名誉な動画とロシアとの密約」を示唆する報告書原本

10日米国主要メディアを駆け巡った35ページの報告書について、米CNNは当初「真偽の確認が取れていない為、詳報は控える」と多くのメディアでは一定の距離ととった報道が体制だったが、BuzzFeedなど一部メディアは一斉に全文の掲載と詳報を開始した。

10日に行われたトランプ氏の記者会見でトランプ氏は、一連のBuzzFeedの報道に対して激しく批難し同紙を「ゴミの山」と称した。一定の報道倫理を保ったかに見えたCNNに対しても記者の質問に対して回答を拒否するなど不快感をあらわにした。

次第に35ページ文書の作成者の存在が明らかに

当初、BuzzFeedら米メディアはその報告書の「作成者」の詳細については伏せていたが、12日〜13日になり、英メディアなどを中心にその存在が明らかになってきた。

英メディアBBCの報道によると、報告書の作成者は英国情報機関MI6元職員「クリストファー・スチール」氏と判明した事が報じられた。

クリストファー・スチール氏はMI6で数年勤務したのち2009年に自身の情報調査会社オービス・ビジネス・インテリジェンスを設立し同社役員となった。今回の米大統領選においては、トランプ氏と敵対するある陣営の関わる情報会社の依頼で情報収集活動を行っていたところ、「自身のみでは扱いきれない繊細な情報を得てしまった」とのことでFBIへ情報提供を行っていた事が確認されている、と報じられた。

3匹の飼い猫を隣人に預け、一家で失踪

またBBCによると、クリストファー氏の隣人の話としてクリストファー氏は「3匹の飼い猫を私に(隣人)に面倒を見るよう」頼み、それから水曜〜木曜の間に4人の子供、家族と姿を消した、と報じている。

英国では2006年、ロシア連邦保安庁職員で英国に亡命したアレクサンドル・リトビネンコ氏がロシア、またはロシアとの深い関連のある人物により放射性物質ポロニウムを用いて暗殺された事件があり、クリストファー氏の身の安全を心配するメディア報道が12日から13日、世界を駆け巡った。

米国新大統領の就任式は来週20日と一週間を切る中、新大統領の就任をめぐるせめぎあいは米露のみではなく、英国へと飛び火し予断を許さない情勢となりつつある。

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