三菱自日産の傘下入りで調整-世界三位の自動車メーカーへ再編か

      2016/05/23

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販売する軽自動車の燃費データ不正疑惑を受け業績に深刻な問題を抱えている三菱自動車工業(本社:東京都港区)は、提携先の日産自動車より2,000億円規模の出資を受け、事実上日産自動車の傘下として経営再建を開始する方向で調整に入った。

同社株価はデータ不正前の今年4月19日の864円の過去3ヶ月ピーク時に比べ、4月27日には422円で終値を迎えるなど市場での信用不安が広がる一方、また不正のあった販売車種の賠償が数千億円に上る可能性も試算されており、経営危機の心配が囁かれていた。

毎日新聞は12日の東京朝刊版で

三菱自動車は事実上、日産の傘下に入って、経営再建を目指すことになる。三菱自動車の不祥事をきっかけに自動車業界の大型再編に発展する可能性が出てきた。(毎日新聞 5/12)

と報じ、日産傘下での経営再建は濃厚であると報じる一方、日本の自動車産業の「大型再編」が始まることを示唆した。

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NHKも同日朝

日産とルノー、そして三菱自動車を合わせると、世界全体の販売台数はトヨタ自動車やフォルクスワーゲンに迫る規模となり、三菱自動車の燃費の不正などの問題は、業界再編に発展する見通しになりました。(NHK 5/12)

と報じ、三菱自動車の日産傘下入りにより、日産グループがトヨタ自動車、(独)フォルクスワーゲンに次ぐ「世界三位の自動車メーカー」に急遽躍りで見方を報じた。

海外主要紙の報道-「日産は"大きな賭けに出た"」等

米ブルームバーグは日本時間の今朝の紙面で

Nissan to Seek Large Stake in Struggling Mitsubishi Motors
「日産は三菱問題で大きな賭けに出た」(ブルームバーグ 5/12)

と見出しの記事を出し、米国市場での同社株価がNHKの報道を受けたあと16%もの急伸を見せたことに言及し、市場の「歓迎ムード」を報じた。

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