【群馬・千葉】英語教育調査ベスト3発表!各県の先進的取り組みとは?【秋田・福井】

      2016/05/26

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文科省英語力調査 群馬・千葉がトップに

文部科学省は4日、全国の公立小中高校を対象にした2015年度の「英語教育実施状況調査」の結果を公表しました。

中学3年と高校3年の英語力を都道府県別に公表。中学校1位が千葉県、高校1位は群馬県という結果になりました。

2015年度「英語教育実施状況調査」結果ベスト3

中学 高校
1 千葉 群馬
2 秋田 千葉
3 東京 福井

秋田(中学校2位)・福井(高校3位):「読む」「聞く」の積極利用

上位には、英検などの外部試験の受験を積極的に勧めたり、指導法に関する教員研修を増やしたりしている自治体が目立ちました。上位の自治体が取り組んでいる施策とは?それぞれ地域別の特徴を探ります。

中1から英語で授業!秋田県

中3が2位の秋田県。中1の段階で授業の半分以上を英語で行っている学校が88.5%で全国1位。この数字は高い水準で推移し、中3時点では92.3%と全国ダントツの1位を迎えます。
教員の英語レベルが必ずしも高いレベルではないながらも(※英検準1級相当の教員…全体の26.1%)、中1の段階で80%台という数字を出している自治体は他に石川県・香川県の2県だけ。全国的に見ても、先んじて早い段階から会話による英語教育に力を入れているかがわかります。

教える人を育てる、福井県

また、高3が3位の福井県は、県内のほぼ全ての中学、高校が定期試験などにリスニングテストを取り入れるなど会話を重視した授業を導入。
生徒への学習指導への工夫だけではなく、福井県では教員が授業方法や教材について議論する自主的な研究会も実施しています。その取り組みは本調査にも数字として現れており、英検準1級相当の実力を持つ高校教員は全体で86.6%。全国でもトップレベルの数字を出しています。福井の高校で英語を学べた人は、ラッキーかもしれません。

子どもたちに早い段階で、英語に親しんでもらおうと取り組む秋田。教える人を育て、子どもたちを育てていく福井。アプローチは違いながらも、日本海側の東北・北陸地方の教育先進県の取り組みがみられます。

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東京(中学校3位)・千葉(中学校1位):東京五輪を控えた2都県。公立校も独自の英語教育に力。

2020年、東京オリンピックを迎える日本。都市名を冠する東京都はいわずもがな、千葉県も幕張メッセを起点にフェンシングやテコンドー、吉田沙保里選手らを擁するレスリングなどといった屋内の主要競技が実施されます。

2020年を目前にさらなる人材の活躍が期待される2都県。ベスト3のうち2つを首都圏の千葉・東京が占める結果となりました。

中学校1位・千葉:今年からの英検IBAが強みに。地元・神田外語大学も連携。

中3が1位、高3が2位だった千葉県。県では2015年度から、日「読む」「聞く」2技能を判定する「英検IBA」の受験を勧めるようになり、公立中学・全日制高校のほとんどが参加しています。テスト時間が45分で授業時間内に実施できる点が強みです。生徒の学力を把握し、学校の中で指導する指標になっています。

また、県教委では教員の指導力を上げていくために教員の研修を重視して行っています。例えば、中高教員は15〜18年度のいずれかに年4日、地元の神田外語大学の教授らが講師となって指導する研修を受講することが義務付けられています。

※私学強し。正確に学力を計測できていない可能性も。

ただ、東京・千葉などは私立中学校・高校に進学するケースも多く、公立校を対象にしたこの文部科学省の調査では正確な学力が計測できていないのではないか、という指摘もあります。

【次ページ】栄えある高校1位を獲得したのは……!?

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