中国全土が夢中♡安く賢く楽しめる「共同購入」サービス

   

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中国全土が夢中!リアルの世界のおトクな割引

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こんにちは!政治プレスインターンシップ&東北大学大学院経済学研究科の林冰清 (リン ビンチン)です。

さて、過去2回にわたってお届けしたWeChatペイ&アリペイの中国2大決済特集。

(『WeChatペイとアリペイで見る中国のオンライン決済』『WeChatペイやアリペイが変えた中国のお買い物』)

WeChatペイやアリペイを持っていておトクなのは、何も「WeChatの日」「独身の日」だけではありません。

「共同購入」という概念が、ネット上から現実世界での購買行動にも拡大しています。

代表的なのは「ジュメイ(Jumei)」「メイチュアン(Meituan)」、「ニュオミ(nuomi)」といったアプリ。その他のサービスもすべてアリペイやWeChatペイと提携しています。

どうやってこういったスマホアプリが現実の世界にかかわってくるのでしょうか?

事前予約で賢くお安く

『共同購入』は提供される前にお金を払うのが普通です。

「ジュメイ」や「メイチュアン」のようなアプリはレストランや映画館、美容院や観光施設と提携しています。

このアプリはまるでタオバオといったオンラインショッピングサイトのようで、美容院やレストラン、旅行のプランなど多岐にわたって、

ユーザーはそのサービスのランキングをカテゴリーごと・地域ごとにチェックできます。ユーザーはこのアプリを使うと、

レストランのセットメニューや映画のチケットを通常よりとても割安な価格で手に入れられます。

割引率はそのプラットフォームを提供している会社とレストランや映画館といった施設ごとの取り決めによって違ってきます。

コードを見せるだけ♪返金もラクラク

サービスへの支払が終わったら、ユーザーにコードが配布されます。お店やレストランに行ったら、あとはコードを見せるだけ。(※1日前には予約が必要)。

もし買ったのに行く時間がない、というときは、キャンセルもできます。支払はWeChatペイやアリペイで行うので、アプリの種類によりますが、早くて1日~5日以内には返金されます。

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共同購入はなぜおトク?

なぜ共同購入をするとそんなに安くできるのでしょうか?それはこんな理由からです。

①無料の広告になる

お店の料理の写真や場所、営業時間など詳細な情報が無料で掲載できる。(出典:http://bj.meituan.com)

まず、レストランやお店はこういった共同購入アプリに情報を出すことで、

お店の場所や電話番号、サービスやお店の外観の写真まで必要なものをなんでもウェブ上に出すことができ、広告代の節約になるからです。

とくに辺鄙なところにあって、誰も見つけられないような地域にあるお店にとっては画期的なサービスです。こういったアプリは認知度を高める絶好のチャンスなのです。

②「みんな買ってる」安心感&お店もコスト削減

次に、共同購入は「みんな買ってるから」と感じられることが重要です。

他の人のコメントや何人の人がサービスを購入したかなどをアプリやサイトでみることができます。

いわゆる「集団心理」というもので、無意識に今人気のあるものを選びたくなってしまうのです。

お店としては「利幅は小さいけれど、すぐ儲けられる」ツールです。購入から来店、メニュー選びまで流れが全て決まっているので、お店としては人的・資金的にコスト削減になります。

例えば、あるレストランが「バレンタイン・セット」を設けたとします。ユーザーが予約できるメニューは、アプリ上に書いてあるものに限定されます。

レストランは通常は来店1日前に予約が必要ですが、レストランがシェフの予定を調整したり、具材を調達したりするのが楽になり、結果として時間やコストが大きく削減できます。

ユーザーにとってはメニューの選択肢こそ限られますが、通常の半額でご飯が食べられるのはとても嬉しいことです。

映画館は長期的に減益も

映画館

映画館は、閑散期であっても入場料を変えるのにどちらかというと消極的です。なぜならその決定がそのまま利幅に影響するからです。

しかしながら、お客さんがいなくても、映画館のスクリーンでは映画が上映されます。誰も来ないよりは、安くても売ってしまった方がいいでしょう。

映画館が上記のようなアプリに出すチケットは、オンラインで通常の6割ほどの価格で買えてしまいます。

これは短期的には映画館の利益を増やしますが、人々が「アプリで買った方が安いし楽だ」と気づくようになってくると、長期的には減益になっていくことは避けられません。

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林冰清 (リン ビンチン)
1991年生まれ。中国杭州市出身。アメリカ・マイアミ大学卒業、現在東北大学経済学研究科在学中(修士1年生)。専門は経済史と対比研究。政治プレス新聞社・学生記者。

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