WeChatペイやアリペイが変えた中国のお買い物

   

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こんにちは!政治プレスインターンシップ&東北大学大学院経済学研究科の林冰清 (リン ビンチン)です。

先日までは「WeChatペイとアリペイで見る中国のオンライン決済」というタイトルで、2つの決済サービスを紹介して

現在の中国のネット上のお買い物のトレンドをお伝えしてきました。

日本ではSuicaやおサイフケータイなどの便利な支払いサービスがありますね。

Suicaはバスや電車を乗ったり、レストランや自動販売機、コンビニのお買い物でも使えたりととっても便利な存在です。

さて、中国のWeChatペイやアリペイはこんな風に活用できるのでしょうか?新しい決済サービスが変えた、中国でのリアルのお買い物に迫ります。

中国に新しいライフスタイルをもたらした、WeChatペイとアリペイ

Weibo Alipay

(出典:Weibo)

WeChatペイとアリペイは中国に新しいライフスタイルをもたらしました。

中国の人はスーパーやコンビニで何か買い物をしたいと思ったら、お財布を出すのではなく、スマホを出してQRコードを読み込み、1クリックで支払いが可能になりました。

とくにWeChatペイの長所は、既に中国でたくさんの人に使われているアプリ『WeChat』をベースにしているところです。

「新しくアカウントを開設するのは面倒だな」と感じる人は多いですが、WeChatペイは毎日使っている『WeChat』をベースにしているのでとても便利です。

現在北京や上海、広州といった大都市では10,000か所以上ものWeChatペイ対応の自販機があります。

オンラインからオフラインへ

オンライン決済の分野でともに成功を収めてきたWeChatペイとアリペイは、リアルのお買い物への参入にもとても熱心です。

まずコンビニで、仏系「カルフール」や国内「ヴァンガード」など現在は大手スーパー数社がアリペイと協力関係を結んでいます。

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小売店に続々増えるWeChatペイ・アリペイの導入

さらなる利用者拡大のためにキャンペーンを

Alipay Weibo

(出典:Weibo)

さらに多くの人にアプローチするため、WeChatペイやアリペイは頻繁に割引キャンペーンやイベントを実施しています。

WeChatはアメリカの「ブラック・フライデー」のような、その日にWeChatペイで買い物をすると20%割引、といったキャンペーンを設けています。

キャンペーンが始まったばかりの時は参加したのはコンビニやスーパーなどの限られた数社にとどまりましたが、

この数社がたった1日で大きな利益を上げたとたん、他の小売企業もキャンペーンに参加するようになりました。

小売店にとってもメリットの大きいWeChatペイとアリペイ

お店にとっては、アリペイとWeChatペイどちらにも対応するのがベストです。

両社はそれぞれ異なる層の利用者がいるので、両方に対応できるようになればそのぶん顧客の拡大可能性があります。

また、アリペイ・WeChatペイの導入はお店にとってもメリットがあります。

「お釣りを用意しなくてもいい」「O2Oビジネスを気軽に始められる」のはお店にとっても嬉しい点でしょう。

Apple Pay、中国に上陸するも……

applepay

(出典:Apple)

Appleは「銀聯カード」で有名な中国銀聯と提携して、中国でApple Payをスタートしました。Apple Payは昨年2016年から徐々に中国国内でも広がりつつあります。

Apple Payがあれば、リアルの店舗でお買い物をするときはiPhoneやアップルウォッチをPOS機器上にかざし、指紋認証で支払いが完了します。

Appleの技術とセキュリティシステムはとても高いクオリティですが、WeChatペイやアリペイがiPhone・Android関わらず利用できる一方で、

iPhoneにしか対応していないApple Payは今後苦戦を強いられるのではないかと思います。

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林冰清 (リン ビンチン)
1991年生まれ。中国杭州市出身。大学はアメリカのマイアミ大学から卒業した。現在東北大学経済学研究科在学中(修士1年生)、専門は経済史と対比研究。現在政治プレス新聞社でインターンシップ中。

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