90年代にもあったもう一つの「電通事件」

   

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女性 自殺

最長月130時間の残業などで元電通社員の高橋まつりさん(当時24)が自殺し、三田労働基準監督署(東京)が過労死として認定していたことを7日、遺族側の弁護士が会見で明らかにした。

弁護士によると、高橋さんは平成27年3月、東京大文学部を卒業し、同年4月に電通に入社した。インターネットの広告部門を担当し、同年10月から証券会社の広告業務も入った。

90年代にもう一つの「電通事件」があったことはご存知だろうか?1991年に入社2年目の男性社員が自殺した事件。改めて当時の教訓を振り返る。

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90年代にもあったもう一つの「電通事件」

自殺 男性

厚生労働省の「こころの耳」で紹介されている所によると、事件の概要は以下の通り。

24歳の新入社員の男性が、慢性的な長時間労働に従事していたところ、うつ病に罹患し、自殺するに至った。

男性は1990年4月に入社し、6月の配属以来、長時間労働で深夜の帰宅が続いたが、当初は意欲的で上司の評価も良好だった。

1991年1月以降、帰宅しない日があるようになり、同年7月には元気がなく、

さらに8月に入ると、「自信がない、眠れない」と上司に訴えるようになるなど。遅くともこの頃までにうつ病に罹患した。

そして、わずか入社1年5か月後の1991年8月27日、自殺に至った。

最高裁にまで発展 1億6800万円の賠償金で和解

亡くなった男性の両親は安全配慮義務を怠ったとして、同社を相手に裁判を起こし、判決は最高裁まで発展した。

男性の自殺から約10年が経過した2000年に、同社は原告に対して1億6800万円の賠償金を支払うことで和解した。

高橋まつりさんのTwitterに綴られた苦悩

今回の事件で亡くなった高橋まつりさんのTwitterには、

長時間労働や職場の人間関係など、仕事の苦しみに関する投稿が多くみられる。

高橋さんのTwitterは今年10月に非公開になっており、様々な憶測を呼んでいる。

就活している学生に伝えたいこととは、仕事は楽しい遊びやバイトと違って一生続く「労働」であり、

合わなかった場合は精神や体力が毎日摩耗していく可能性があること。。。

土日も出勤しなければならないことがまた決定し、本気で死んでしまいたい。
眠りたい以外の感情を失った

他のツイートはこちら

広告業界全体の悪習?"てっぺん(深夜0時)超えからの会議がカッコイイ"

業界2位の博報堂に勤務していた中川淳一郎氏は、広告業界を「客に対して忠義を徹底的に尽くす社畜集団」として、

"「てっぺん」(深夜0時)を超えてからの会議がカッコイイ""ワシも若い頃は残業が多かった、だからお前もできるはずだ"といった

広告業界の悪習について自身のブログで綴っている。

その後、電通はどんな会社になったのか?

電通のCSR部門

電通のCSR部門では「ワーク・ライフ・バランスの推進」「積極的な休暇取得の推進」などどこかで聞いたことのある文句が並ぶ。

91年の事件後、電通はどんな会社に生まれ変わったのだろうか。

「ワーク・ライフ・バランスの推進」「積極的な休暇取得の推進」などどこかで聞いたことのある文句が並んでいる。

しかしながら電通は変われたのだろうか。

「充実した生活」が「質の高い仕事」を生み、「やりがいのある仕事」が「人生の満足度」を高める(同社HPより)と謳う同社が、

2度目の「電通事件」を真摯に受け止め、再発防止に努めることを切に願う。

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