【下関市長選-情勢分析】総理肝いり!因縁のライバル対決は情勢混沌

   

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任期満了に伴う下関市長選が5日告示され、現新あわせて3名が立候補を届け出た。動向と情勢を分析した。

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【開票速報・結果】下関市長選挙(市長選) 2017

日本のフグの8割がここに!交通・金融・工業の昔ながらの要衝

下関市は山口県西部に位置する中核市。本州の最西端に位置し、関門海峡北岸に面する。県庁所在地の山口市を上回る、山口県最大の人口を擁する都市である。

関門海峡を隔てて福岡県の北九州市と接し、経済面などで福岡との繋がりが密接。水産業が盛んで、日本でとれるフグの8割は下関でとれたものだ。

港町として栄えたことも関係し、古くから海運や貿易および金融に関連した産業が盛んであった。金融業では日銀や山口銀行、西中国信用金庫などが本社・本店を置き、

製造業では三菱重工業や神戸製鋼所、ブリヂストンなどが生産拠点を当地に置いている。

下関市長選挙の候補者

左から現職の中尾氏、ともに新人の前田氏と松村氏。(出典:下関市HP、前田氏Facebook、松村氏Twitter)

下関市長選挙は、3選を狙う現職の中尾友昭氏と、安倍首相の元秘書で市議も務めた新人の前田晋太郎氏、

元市議で新人の松村正剛氏の3名が出馬する。本選挙で要注目なのが、「安倍vs林」の保守同士の対決と、洋上風力発電のゆくえだ。

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総理肝いり!因縁の対決

「安倍vs林」父親の代から続くライバル関係

今回の市長選は、安倍総理の元秘書で新人の前田晋太郎氏と、現職の中尾友昭氏が激しくぶつかり合う選挙戦だ。

中尾氏は農相をつとめた林芳正参議に関係が近く、今回の選挙戦はいわば「安倍vs林の代理戦争」とささやかれている。

林氏は東京大学法学部から三井物産、ハーバード大学ケネディスクールなどを経験し、父の林義郎氏の秘書を務め、1995年参院選で自民党公認で出馬し、初当選。

「安倍vs林」は安倍首相の父・晋太郎氏の代にまでさかのぼる。小選挙区導入以前の旧山口1区で、林氏の父・義郎氏と約20年以上もの間争った。

総理の父・晋太郎氏。林氏の父・義郎氏は1月に多臓器不全で亡くなった。

近年も熱い火花を散らす

自民党 総裁選

2012年自民党総裁選で、同じ下関を拠点とする安倍首相・林参議が火花を散らした。(出典:自民党HP)

「安倍vs林」の愛憎せめぎあう関係は現在もなお終わっていない。2012年総裁選では互いに争い、安倍首相が勝利した。

一方の林参議も黙ってはおけない。実は、安倍首相と林参議の支持基盤が大きく重複するのがここ下関市。

2013年市長選では、安倍首相に近く自民・公明の推薦を受け出馬した新人を下している。

市議会の動向

2017年選挙も、「安倍vs林」の分裂選挙になると踏んだ市議ら5名が、

今年1月末に市議会の保守系最大会派・志誠会を脱退し、新しい会派「みらい下関」を立ち上げている。

どうなる、風力発電?

下関市がモデルとしているイギリス北東部の養生風力発電。(出典:安岡沖洋上風力発電プロジェクトHPより)

下関市がモデルとしているイギリス北東部の洋上風力発電。(出典:安岡沖洋上風力発電プロジェクトHPより)

今回の選挙でもう1つの争点となりそうなのが、下関市が現在計画を進めている安岡沖洋上の風力発電だ。

下関市が港を活用してプロジェクトが発足したが、風車の騒音や低周波音の影響や、夕日の名所として知られている響灘の

景観が損なわれるのではないかという懸念が根強く、2012年から4年以上が経過した現在も慎重な調整が進んでいる。

今回の選挙ではこの争点についての議論も注目だ。

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