新潟県知事選の『衝撃』 ‐これからの各種選挙に対する影響は‐

   

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新潟県知事選の『衝撃』 ‐これからの各種選挙に対する影響は‐

(共産党、民進党の応援弁士とともに街頭演説する米山隆一氏。米山氏のFACEBOOKより)

(共産党、民進党の応援弁士とともに街頭演説する米山隆一氏。米山氏のFACEBOOKより)

 

10月16日に投開票を迎えた新潟県知事選。

東京電力が目指す柏崎刈羽原子力発電所の再稼働への対応などが争点になった今回。

再稼働に慎重な姿勢を示した米山隆一氏(49)が、約52万8千票を獲得して初当選。

一方、与党が推薦した森民夫氏(67)は、約46万5千票を得るも、米山氏に敗れた。

選挙戦では、民進党も含めた各野党が「実質的に」共闘体制を組み、米山氏の選挙戦を支えた。

「野党系知事」としては、「脱原発派」である鹿児島県の三反園訓(みたぞの・さとし)知事に続いた形となり、「原発推進派」にとっては手痛い結果となった。

米山氏の当選が、今後の各種選挙に与える影響などについて、共産党山形県委員会幹部は、次のように語った。

 

ー選挙結果に対する、率直な印象はー

 

「やはり、安倍政権が進める政治に対する県民の怒りが表れた、『NO』の審判が下された、という性格が非常に強いと思う。

特に、今回の知事選は、原発の再稼働をどうするか、ということが最大の争点になった。

それに対して、新潟の有権者による明確な判断が下された、という意味で、全国的にも大きな意義を持つと思う」

 

ー衆院選に与える影響について、どう見るかー

 

「今回の結果は、衆院選での野党共闘に対して、前向きな影響を与えると思う。

今回、共産党、自由党、社民党、また新潟の新社会党、緑の党の5党が米山氏を推薦する形で、選挙戦がスタートした。

民進党は、県連の考えを尊重する形で『自主投票』としたが、最終盤になると、蓮舫代表をはじめとする党幹部が続々と新潟に入り、また民進党新潟県連の会長も米山氏の支援に回った。

事実上、米山氏を『推薦』したのと同様の動きとなり、結果、米山氏が当選を手にした。

衆院選において野党共闘を進めようとした時、山形を含む各地域で、おそらく様々な問題が発生すると思う。

けれども、『安倍政治を許さない』ということをベースとして、それぞれの政治勢力が、『形に拘らず』『実質的に』結集していく可能性を、新潟県知事選が示した、と言える」

 

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ー山形県知事選(来年1月)における、原発問題の位置づけはー

 

山形県では、来年の1月5日告示、22日投票の日程で県知事選が行われる。

山形には原発がないので、原発問題が最大の争点となるとは考えにくく、むしろ、TPP、またアベノミクスの是非も含めた『暮らしと経済』の問題が争点となるだろう。

しかし、山形県は福島県と隣接し、福島第一原発事故による影響を受けているという点で、新潟県と共通する部分がある。

現在でも、2千人近くの自主避難者が山形で暮らしており、新潟はそれより多い3千人以上となっている。

隣県に原発があるということで、何かしらの問題が生じれば、その影響を大きく受ける地域ということだ。

 

米山氏の当選を受けて、山形県知事選の候補者にも、原発に対する姿勢が問われることも考えられる」

 

ー山形県知事選における、「野党共闘」に与える影響はー

 

「吉村美栄子現知事は、次で3期目を目指すこととなるが、1期目、2期目の選挙において、いずれも我々(共産党山形県委員会)は、吉村氏を『支持』している。

同時に、民主党(当時)と社民党は、吉村氏を『推薦』した。

つまり、吉村氏本人に対して共産党が『支持』、一方で民主党と社民党が知事を『推薦』するという、言わば、吉村氏を介した『ブリッジ共闘』が行われてきた。

 

しかし、今年2月の野党党首合意において、『安保法制の廃止』など4点の確認がなされたほか、合意後には、野党による15本の共同法案が提出された。

野党間では、これらの内容を『共通公約にする』という約束ができている。

7月参院選、また今回の新潟県知事選を経て、共闘に対する気運が更に高まっており、4年前、8年前の県知事選とは、状況が大きく異なる。

野党間の話し合いはこれからだが、今回の県知事選は、これまでの『ブリッジ共闘』ではなく、野党同士で一致して選挙を戦うための条件はあると思っている」

 

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